軍歌
ぐんか
名詞
標準
war song
文例 · 用例
「兵隊さんたちは、三日二夜食もなくつて軍歌にあるだらう。
— 葉山嘉樹 『氷雨』 青空文庫
日露戦争の出征軍歌を、くりかえしくりかえし歌っては、庭を巡回して居ました、その一回の起点が丁度私達の立って見て居る廊下の堅牢な硝子扉の前なのです。
— 岡本かの子 『病房にたわむ花』 青空文庫
軍歌は、幅の広いバスで、しかもところどころひどくかすれるのです、それは気のふれたひとの声の特長だとあとで聞きましたが、まことに悲痛に聞えました。
— 岡本かの子 『病房にたわむ花』 青空文庫
船と埠頭の間に渡した色テープの橋の両側で勇ましい軍歌が起った、人々の顔がみんな酔ったように赤く見えた。
— 寺田寅彦 『札幌まで』 青空文庫
「遼陽城頭夜は更けて‥‥」と、さつきまで先登の一|大隊の方で聞えてゐた軍歌の聲ももう途絶えてしまつた。
— 南部修太郎 『一兵卒と銃』 青空文庫
「戦争文学」「戦争小説」「やまと桜」「討露軍歌かちどき」等の戦ものばかりをのせる文学雑誌が現れた。
— 黒島傳治 『明治の戦争文学』 青空文庫
子供でもしょっちゅう歌っている耳なれた軍歌だった。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
彼女は、軍歌を唄い、包子をほしがり、砲台牌をねだったあの男のために悲しんでいた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
作例 · 標準
祖父は酒が入ると、決まって若い頃に覚えた軍歌を口ずさむ。
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古い映画の中で、兵士たちが意気揚々と軍歌を歌いながら行進していた。
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歴史の授業で、当時の社会情勢を反映した軍歌の歌詞を分析した。
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ウィキペディア
軍歌(ぐんか)とは、兵士が行軍しながら歌う歌。日本では、明治以降に、軍隊の士気の鼓舞、戦意の高揚、愛国精神の発揚を目的としてつくられた歌、戦友の死への悲しみを題材とした歌も軍歌といわれることがある。
出典: 軍歌 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0