健啖家
けんたんか
名詞
標準
glutton
文例 · 用例
いづれお目にかゝつた時お話しいたしたいと存じますが、爽々しい秋風が銀座のペーヴメントに訪れる頃には、それこそほんたうに健やかな健啖家となつた貴女が私の拵へたキモノを着て初秋の微風のやうに……などと、もう私ははつきりとそんな夢を描いて居るのですわ。
— 牧野信一 『〔婦人手紙範例文〕』 青空文庫
而して好文會には、下戸多く、其の代りに健啖家多し。
— 大町桂月 『梅の吉野村』 青空文庫
かつ頗る健啖家であった。
— 内田魯庵 『二葉亭余談』 青空文庫
が、この腕白猫めは頗る健啖家で、少とやそっとのお裾分では満足しなかった。
— 内田魯庵 『二葉亭余談』 青空文庫
語を寄す、世上の健啖家、頓智さへよかつたら、諸君は六人分の飯を食つたつて少しの差支もない。
— 大正七(一九一八)年 『茶話』 青空文庫
」と、健啖家のT―は、肺病を患ってから、背骨の丸くなった背を一層丸くして、とめどもなく椀を替えながら苦笑した。
— 徳田秋声 『黴』 青空文庫
馬車を四馬路に返して杏花楼で上海一の支那料理の饗応を受けたが、五十|品からの珍味は余りに饒きに過ぎて太半以上|喉を通らず、健啖家の某某二君も避易の様子であつた。
— 與謝野寛、與謝野晶子 『巴里より』 青空文庫
また小食の人も健啖家も、肉を注文すれば同じ分量を授けられる。
— 新渡戸稲造 『自警録』 青空文庫
作例 · 標準
彼は大食漢で有名な健啖家で、バイキング料理が大好きだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
そのレストランには、健啖家向けの挑戦メニューがある。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
「まさか、あの量を一人で食べたの!?」「うん、僕は健啖家だからね。」
幻辭AI · gemini-2.5-flash