口づけ
くちづけ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
kiss
文例 · 用例
信吉が今日の昼間口づけをしなかったのは、情熱のない行為は唐突であってはいけない。
— 織田作之助 『夜の構図』 青空文庫
――口づけは続いていた。
— 織田作之助 『夜の構図』 青空文庫
眼をつむると、リアリズムは去り、センチメンタリズムの花園の中を、甘い口づけがさまよっているかのようだった。
— 織田作之助 『夜の構図』 青空文庫
しかし、とにかく、永久に口づけしておれないからいつかは止める。
— 織田作之助 『夜の構図』 青空文庫
失神したやうになつてゐた君助は、やがて気がつくと少女が口づけた芍薬の花を一輪折り取つた。
— 岡本かの子 『小町の芍薬』 青空文庫
しかし、そのような時にも私の口は甘い言葉を囁かず、熱い口づけもせず、ただ欠伸をするためにのみ存在しているのであった。
— 織田作之助 『髪』 青空文庫
未練たらしい私は、彼女が化粧を直して私の部屋を出て行く時、せめて最後の口づけだけでもしたいと思った。
— 織田作之助 『中毒』 青空文庫
僕はその頸をいだいて口づけをしてやろうとしたら、わざとかおをそむけて、「厭な人、ね」「厭なら来ないがいい、さ」「それでも、来たの――あたし、あなたのような人が好きよ。
— 岩野泡鳴 『耽溺』 青空文庫
作例 · 標準
愛の誓いとして、彼は彼女の柔らかな額にそっと優美な口づけをした。
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二人は夕暮れの海岸で、永遠に解けない魔法のような口づけを交わした。
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眠れる森の美女は、王子の真実の口づけによって長い眠りから目覚めた。
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