群雄割拠
ぐんゆうかっきょ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
rivalry of local warlords
文例 · 用例
今川義元の西進 群雄割拠の戦国時代は一寸見には、徒らに混乱した暗黒時代の様に見られるけれども、この混乱の中に、自ら統一に向おうとする機運が動いて居るのを見逃してはなるまい。
— 菊池寛 『桶狭間合戦』 青空文庫
牡丹燈記 元の末には天下大いに乱れて、一時は群雄割拠の時代を現じましたが、そのうちで方谷孫というのは浙東の地方を占領していました。
— 剪燈新話 『中国怪奇小説集』 青空文庫
このことからある人々の考えるように、雑誌を中心として広汎な意味でのプロレタリア作家たちが一城一廓をかまえ群雄割拠する状態と固定させて見るのは正当を欠く観察であろうと思われる。
— 宮本百合子 『新年号の『文学評論』その他』 青空文庫
かくして戦国時代の頃にもなると、国家としての秩序は乱れるけれども、社会としては何等衰退した形跡だになく、当時の事情を見るに、群雄割拠して互いに統一を企て、戦術は一変して従来の一騎打ちから隊伍の動作となる。
— 三上義夫 『文化史上より見たる日本の数学』 青空文庫
論者は往々にして足利時代殊に応仁以後の群雄割拠の状態から概論して、これを乱世だという。
— 原勝郎 『東山時代における一縉紳の生活』 青空文庫
群雄割拠の中央集権を妨げたのは、もとより極めて明白なことで、何人といえどもこれを否むものはあるまい。
— 原勝郎 『東山時代における一縉紳の生活』 青空文庫
しかしながら藤原時代以前、すなわち群雄割拠のなかったと見なされる時代に、はたして、どれだけの中央集権の実があったろうか。
— 原勝郎 『東山時代における一縉紳の生活』 青空文庫
のみならず悲観論者は、群雄割拠になると、その群雄の各々の領内には数多の群盗が横行して、その秩序はいやが上に乱脈になると想像するらしいが、これが果して肯綮にあたった想像であろうか。
— 原勝郎 『東山時代における一縉紳の生活』 青空文庫
作例 · 標準
戦国時代はまさに群雄割拠の時代で、各地に有力な武将が誕生した。
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スマートフォンのアプリ市場は今や群雄割拠の状態にあり、生き残るのは容易ではない。
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多くの政党が乱立する現在の状況を、政治評論家は「令和の群雄割拠」と呼んだ。
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