嘶く
いななく
動詞-五段-カ行動詞-自動詞
標準
to neigh
文例 · 用例
」十「とてもこの疲れようでは、坂を上るわけには行くまいと思ったが、ふと前途に、ヒイインと馬の嘶くのが谺して聞えた。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
背戸と思うあたりで再び馬の嘶く声。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
ちょうどその時、四五十歩を隔てた、夜店の賑かな中を、背後の方で、一声高く、馬の嘶くのが、往来の跫音を圧して近々と響いた。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
處へ、忽ち、門外、から/\と車の音、ヒヽンと馬の嘶く聲。
— 泉鏡太郎 『人參』 青空文庫
やがて、ホテルは寂然として、遠くで馬の嘶くのが聞える。
— 泉鏡太郎 『人參』 青空文庫
阿部街道を戻り馬が、遥に、ヒイインと嘶く声。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
何か黒山のような物に打付かって、斛斗を打って仰様に転ぶと、滝のような雨の中に、ひひんと馬の嘶く声。
— 泉鏡花 『薬草取』 青空文庫
」第十「到底も此の疲れやうでは、坂を上るわけには行くまいと思つたが、ふと前途に、ヒイヽンと馬の嘶くのが谺して聞えた。
— 泉鏡太郎 『高野聖』 青空文庫
作例 · 標準
突然の雷鳴に、馬は驚いて激しく嘶いた。
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鞭を振るう騎手に応え、馬は闘志を燃やして嘶いた。
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荒野を駆ける馬の群れが、自由を謳歌するように一斉に嘶いた。
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