ピンと
ピンと異読 ぴんと
副詞動詞-サ変
標準
tightly
文例 · 用例
兎や雷鳥が、雪の降る時に白色に変り、草の萌え茂る時に、その色に変るやうに、カメレオンのやうに、絶えず変色したり、尺取り虫見たいに、枯枝と同じ色をして、力んでピンと立つてゐれば、生命と云ふものは保つものなのだ。
— 葉山嘉樹 『氷雨』 青空文庫
斯う云ふ工合に途中で円い波を一つうねらしてね、それからはじを又円くピンとはねさすんだよ。
— 宮沢賢治 『床屋』 青空文庫
」 すると狐がまだまるで小さいくせに銀の針のようなおひげをピンと一つひねって云いました。
— 宮沢賢治 『雪渡り』 青空文庫
たべてしまったときからだがピンとなりました。
— 宮沢賢治 『ひかりの素足』 青空文庫
岩へ寄せて、ひよいと水から取らうとすると、アゝ擽つたい、輪なりに一つピンと刎ねて、ピヨイとにげて、スイと泳いで、澄ましてゐる。
— 泉鏡太郎 『十和田湖』 青空文庫
」と呼ぶと、兄は、はっきりした言葉で、ダイヤのネクタイピンとプラチナの鎖があるから、おまえにあげるよ、と言いました。
— 太宰治 『兄たち』 青空文庫
お母さんはこはごはそれを水に入れて飲みましたら今までの病気ももうどこへやら急にからだがピンとなってよろこんで起きあがりました。
— 宮沢賢治 『よく利く薬とえらい薬』 青空文庫
大三は早くその薬をのんでからだがピンとなることばかり一生けん命考へながら、汗をポタポタ滴らし息をはあはあついて待ってゐました。
— 宮沢賢治 『よく利く薬とえらい薬』 青空文庫
作例 · 標準
シャツのボタンがピンと張っていて、今にも弾けそうだ。
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綱がピンと張られて、まるで一本の線のように見えた。
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彼女の背筋はピンと伸びていて、姿勢の良さを物語っていた。
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標準
(springing, straightening) up
作例 · 標準
突然の物音に、猫の耳がピンと立った。
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背筋をピンと伸ばして、自信を持って歩きなさい。
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髪の毛がピンと跳ねてしまって、直すのに苦労した。
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標準
intuitively
作例 · 標準
その話を聞いて、ピンと来た。きっと彼が犯人だ!
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このアイデア、ピンと来たから、すぐに形にしてみようと思う。
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直感でこの道を選んだら、ピンと来て、目的地にたどり着いた。
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標準
with a burst
作例 · 標準
雨がピンと降り出したかと思うと、すぐに止んだ。
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突然、大声がピンと響き渡り、皆が驚いた。
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彼女の笑顔は、パッと花が咲くようにピンと輝いた。
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