慰め
なぐさめ
名詞頻度ランク #11612 · 青空 1046 例
標準
comfort
文例 · 用例
初夏の夜空の中に、電気広告の様々なのが、消えたり点つたりする下を、足を投げ出すやうな心持に、歩いてゆくことは、まるで亡命者のやうな私の心を慰める。
— 中原中也 『我が生活』 青空文庫
なぜならそれは、どんな貞淑に行き届いた妻の奉仕も、決して慰めることのできないものであったからだ。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
それで妻の屈託を慰めようとし、夫人に向って度々外出や遊山をすすめた。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
世界の国々を漂泊して、ついに心の郷愁を慰められなかった旅人ヘルンは、最後にまたその夢の中で漂泊しながら、見知らぬ遠い国々を旅し歩いた。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
)この點で芥川君は、常に自分を寛容し、いたはり慰めてくれた。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
自分は彼によつて教へられ、彼によつて慰められ、彼によつてよき藝術の理解者を得た。
— 萩原朔太郎 『芥川龍之介の死』 青空文庫
世の敗者たるもの、この優しい慰めに接して、泣かじと欲するも得ざる也。
— 太宰治 『弱者の糧』 青空文庫
弱者への慰めのテエマが、まだ当分は、映画の底に、くすぶるのではあるまいか。
— 太宰治 『弱者の糧』 青空文庫
作例 · 標準
友人からの慰めの言葉に、涙が止まらなかった。
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失意の底にいた彼にとって、唯一の慰めは音楽だった。
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辛い時、家族の存在が何よりの慰めになる。
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