気休め
きやすめ
名詞頻度ランク #34356 · 青空 225 例
標準
mere consolation
文例 · 用例
気休めに坊やだけ、向うまで連れて行ってやりますけれどね)と云う方が真実であった。
— 葉山嘉樹 『生爪を剥ぐ』 青空文庫
だから、それはただ気休めである丈けではあったが、猶、坑夫たちはそこを避難所に当てねばならなかった。
— 葉山嘉樹 『坑夫の子』 青空文庫
妻は医者の間に合いの気休めをすっかり信じて、全く一時的な気管の出血であったと思っていたらしい。
— 寺田寅彦 『どんぐり』 青空文庫
あんたが私をお嫁に貰うには、もっと立派な賢い人にならないじゃ――ねえ、判って」 お蘭に取って、この言葉は一時凌ぎの気休めであり、また四郎への励ましに使ったものに過ぎないけれども、四郎は永く忘れなかった。
— 岡本かの子 『みちのく』 青空文庫
獣の跫音のようで、さまで遠くの方から歩行いて来たのではないよう、猿も、蟇も、居る処と、気休めにまず考えたが、なかなかどうして。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
もとより一室を借受けて、逗留をしておったが、かほどの悩は大事じゃ、血も大分に出さねばならぬ、殊に子供、手を下すには体に精分をつけてからと、まず一日に三ツずつ鶏卵を飲まして、気休めに膏薬を貼っておく。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
近頃|痳疹が流行りよるけに何かよい禁厭はないかちゅう話から、わしが気休めに書いて遣った、意味も何もない出放題じゃ。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
あんたが私をお嫁に貰うには、もっと立派な賢い人にならないじゃ――ねえ、判って」 お蘭に取って、この言葉は一時|凌ぎの気休めであり、また四郎への励ましに使ったものに過ぎないけれども、四郎は永く忘れなかった。
— 岡本かの子 『みちのく』 青空文庫
作例 · 標準
試験の結果を心配する私に、友人は「大丈夫だよ」と、根拠のない気休めを言ってくれた。
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宝くじを1枚だけ買ったのは、金運が少しでも上がるようにという、ただの気休めだ。
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「占いの結果なんてしょせん気休めだよ」と笑い飛ばしたが、心の中では少し気にしている。
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