関脇
せきわけ
名詞
標準
wrestler of the third highest rank
文例 · 用例
鬼が出るか、蛇が出るか……」 目明の良助に誘われた乞食|体の狂歌師、赤猪口兵衛は二、三本の渋団扇を縄の帯に挿したまま、春吉三番町のお目付役、松倉十内国重の玄関脇の切戸から、狭いジメジメした横露地を裏庭の方へ案内された。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
そして玄関脇の芝生に、絨毯とかが置いてありました。
— THE YELLOW FACE 『土色の顔』 青空文庫
婢が客を玄関脇から伴れて来たところであった。
— 田中貢太郎 『春心』 青空文庫
然し問題は却つてそのために紛糾してしまつた、といふことは、通行人達は彼の塀は避けたが、ものの三間とも歩るかずに、その神官の隣りの家の玄関脇の塀には何の貼紙のないことを発見したからそこで用を足してしまふのであつた。
— 小説 『小熊秀雄全集−15−』 青空文庫
玄関の式台、玄関脇には、士が、小者が、つつましく控えていた。
— 菊池寛 『吉良上野の立場』 青空文庫
大関は当家の伜源七どん、関脇は本石町油屋藤右衛門どのの伜又助どん。
— 幽霊を買った退屈男 『旗本退屈男 第十話』 青空文庫
――これは余談ですが、人はやはり身に備わった芸技と、その命運の示すところに左右されるものとみえて、りっぱなお直参にもなれる身分でありながら、断然江戸錦は関取修業をつづけ、のち三年にして関脇の栄位を修め、恰幅貫禄ならびにその美貌から、一世の人気をほしいままにしたということでした。
— 毒色のくちびる 『右門捕物帖』 青空文庫
「二番目の棚の右の端で御座ったの」 と云ううちに自分で二つ三つうなずきながら、大仰に袴の両岨を取った頓野老人は、玄関脇の薬局にヨチヨチと走り込んだ。
— 夢野久作 『笑う唖女』 青空文庫
作例 · 標準
新進気鋭の若手力士が、今場所ついに念願の関脇へと昇進を果たした。
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関脇は三役の中でも最も大関に近い地位であり、毎日の取組は非常に厳しいものになる。
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「あの関脇の粘り強い相撲は、見ていて本当に元気をもらえるよ」とファンが熱弁した。
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ウィキペディア
関脇(せきわけ、せきわき)は、大相撲の力士の地位の一つ。大関の下、小結の上。いわゆる「三役」と呼ばれる地位の一つであり、(本来の意味では)その中では2番目に当たる(詳細は後述)。幕内に属し、幕内の地位の中では横綱から数えると第3位に当たる。
出典: 関脇 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0