庵室
あんしつ異読 あんじつ
名詞
標準
hermit's cell
文例 · 用例
實驗室――彼れの庵室とも、城郭とも、宮殿とも昨日まで思つて、この六年間|立籠つてゐた實驗室を彼れはいま/\しげに見まはした。
— 有島武郎 『實驗室』 青空文庫
老婆はどんなメンタルテストをしたかと言うと、自分の腰元の中でも、年頃で一番美人の女を選びまして何やらそっと命令け、かの禅僧の修業している庵室へ行かせました。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
若い腰元は庵室を覗いて見ますと、かの僧は室の中央に静かに坐禅を組んでいました。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
わたしは見込み違いをしていた」と言って、その僧を追い出し、住まわしていた庵室まで穢らわしいと言って焼き払いました。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
)第三景(同じ庵室。
— 岡本かの子 『ある日の蓮月尼』 青空文庫
しばらくして覆面した一人の男庵室に忍び寄る。
— 岡本かの子 『ある日の蓮月尼』 青空文庫
)第四景(前景と同じ庵室。
— 岡本かの子 『ある日の蓮月尼』 青空文庫
蓮月は法服姿に戻り庵室の奥の炉で香湯をあたためて居る。
— 岡本かの子 『ある日の蓮月尼』 青空文庫
作例 · 標準
私は毎日庵室について考えている。
庵室という言葉は日本語で重要だ。
彼は庵室の意味を理解している。
この文には庵室が含まれている。