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流される

ながされる
動詞-一段動詞-自動詞
1
標準
to drift
文例 · 用例
事によったら流されるかも知れません。
宮沢賢治 双子の星 青空文庫
南伊豆は七月上旬の事で、私の泊っていた小さい温泉宿は、濁流に呑まれ、もう少しのところで、押し流されるところであった。
太宰治 服装に就いて 青空文庫
いいたいことは山ほどあるのだが、書生さん相手では、婆やのいうことなどは上の空に聞き流されるのだから腹が立つばかりだった。
有島武郎 星座 青空文庫
この事実に圧服されて押し流される人たちは、この「因縁果」を恐ろしい、また苛酷なものと思うでしょうが、これを上手に活用して、立派な成績を挙げるものには、実に希望の「因縁果」であり、文明の利器となります。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
流されるのは、たしかにやせたひばりの子供です。
宮沢賢治 貝の火 青空文庫
必竟われらは一種の潮流の中に生息しているので、その潮流に押し流されている自覚はありながら、こう流されるのが本当だと、筋肉も神経も脳髄も、凡てが矛盾なく一致して、承知するから、妙だとか変だとかいう疑の起る余地が天で起らないのである。
夏目漱石 マードック先生の『日本歴史』 青空文庫
執念深く二十回ほどそれを試みて、さすがに疲れてあきらめたか、流れに押流されるやうにして長々と水面にからだを浮かせたままこちらの岸に近づいて来た。
太宰治 津軽 青空文庫
気を確に持たっせえ、弱い音を出しやあがるなッて、此家の兄哥が怒鳴るだけんど、見す見す天竺へ吹き流されるだ、地獄の土でも構わねえ、陸へ上って呼吸が吐きたい、助け船――なんのって弱い音さ出すのもあって、七転八倒するだでな、兄哥|真直に突立って、ぶるッと身震をさしっけえよ、突然素裸になっただね。
泉鏡花 海異記 青空文庫
作例 · 標準
小舟は波に流されるまま、沖へと遠ざかっていった。
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彼の言葉に流されることなく、自分の意見をしっかり持とう。
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嵐で流された木々が、海岸に打ち上げられていた。
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2
標準
to be overwhelmed (by an emotion)
作例 · 標準
彼女は感動的なスピーチに流されて、涙をこぼした。
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場の雰囲気に流されて、つい余計なことを言ってしまった。
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その悲しいニュースを聞いて、彼は感情に流されそうになった。
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3
標準
to be exiled (to)
作例 · 標準
歴史上の人物が、遠い島へ流される物語を読んだ。
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彼は政争に敗れ、都から流されることになった。
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その罪人は、二度と故郷に戻れぬよう遠方に流された
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