横槍
よこやり
名詞
標準
interruption
文例 · 用例
おとうさんが一寸なつかしさうなへうきんな調子の横槍をいれましたが却つておかあさんの息つぎにそれがなりました。
— 岡本かの子 『秋の夜がたり』 青空文庫
けれども、決着の土壇場に、保険会社から横槍が出た。
— 太宰治 『花火』 青空文庫
「こちらのおかみさんも、慾をいえば切りもありませんが食べたいものは大概食べさしたし、まあ、いゝ御往生の方で」 また嘉六は物慣れた調子で「親類縁者が、横槍を入れるということもある。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
しかし十二両で承知しそうになった処へ、横合いから十五両の横槍を入れて、ひとの買物を横取りするとは、商売仲間の義理仁義をわきまえない仕方だというのだ。
— 岡本綺堂 『虎』 青空文庫
酒井忠次、榊原康政等は姉川の上流を渡り、朝倉勢の側面から横槍を入れて無二無三に攻め立てたので、朝倉勢漸く浮き足立った。
— 菊池寛 『姉川合戦』 青空文庫
只家康の方が早くも朝倉勢に勝色を見せ初めたので家康の援軍として控えている稲葉一徹が、家康の方はもう大丈夫と見て、浅井勢の右翼に横槍を入れたのと、横山城のおさえに残しておいた氏家卜全と安藤伊賀とが浅井勢の左翼を攻撃した。
— 菊池寛 『姉川合戦』 青空文庫
こうした横槍によって、織田軍はやっと盛り返して浅井勢を破ったのだ。
— 菊池寛 『姉川合戦』 青空文庫
戦後、信長、「義濃三人衆の横槍弱かりせば我が旗本粉骨をつくすべかりしが」と云って稲葉、氏家、安藤三人に感状、名馬、太刀等をやったところを見ると、戦いの様子が分ると思う。
— 菊池寛 『姉川合戦』 青空文庫
作例 · 標準
会議中に彼の横槍が入って、話が途切れてしまった。
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議論の最中に、関係ない横槍を入れるのはやめてほしい。
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彼の熱弁に、思わず横槍を入れたくなったが、ぐっとこらえた。
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