反故
ほご異読 ほぐ・ほうご・ほうぐ・ほんご・ほんぐ
名詞頻度ランク #43798 · 青空 133 例
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文例 · 用例
私はこの落書めいた一ひらの文反故により、かれの、死ぬるきわまで一定職に就こう、就こうと五体に汗してあせっていたという動かせぬ、儼たる証拠に触れてしまったからである。
— 太宰治 『狂言の神』 青空文庫
伯父が反故とまちがえて自分で破って捨てたものであることは明らかであった。
— 中島敦 『斗南先生』 青空文庫
その下から又、薄板の隔膜と反故紙の腸があらわれた。
— 夢野久作 『微笑』 青空文庫
夕空 十一 時に五助は反故紙を扱いて研ぎ澄した剃刀に拭をかけたが、持直して掌へ。
— 泉鏡花 『註文帳』 青空文庫
」 なお且つびっしょり濡れながら袂の端に触れたのは、包んで五助が方へあつらえた時のままなる、見覚えのある反故である。
— 泉鏡花 『註文帳』 青空文庫
で、其手紙は一|時私の手に押収することにして、一|旦机の抽斗の底へ入れて見たが、こんな反故屑を差押へて其が何になるか。
— 徳田秋聲 『背負揚』 青空文庫
証文があるにせよ、無いにせよ書こうと思えぱどんなことでも書ける、書きたくないと思えば書かない――そんなことは自分の意志次第で、証文が反故も同然だという気持が職業心理の憂鬱といった不快な感じを与えた。
— 徳田秋声 『仮装人物』 青空文庫
今の竜土軒は、先代夫婦の亡きあとを承けて、好人物らしい養嗣子が経営ているが、その時分の吾々の文反故を、今でも大切に保存している―― 古今独歩と大きく書いて、下に国北生と署名したのは、独歩が酔余の達筆である。
— 小山内薫 『芝、麻布』 青空文庫
作例 · 標準
彼の計画は、結局「反故」にされた。
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「反故」にするには惜しいほど、よく練られたアイデアだった。
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「この書類、もう必要ないから「反故」にしちゃおう。」
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