主戦
しゅせん
名詞頻度ランク #42010 · 青空 81 例
標準
advocacy of war
文例 · 用例
しかし、明治三十六年十月八日、露国の満洲撤兵第三期となった時、戦争はもはや到底避けられないことが明かになるや、黒岩涙香は主戦論に一変した。
— 黒島傳治 『明治の戦争文学』 青空文庫
この薩長主戦派のやり方は、充分に理由はあつたけれど、しかし考へてみれば、ずゐ分危険な権道だつたとも云へよう。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
ボーイ長は雇い入れなしで負傷させて打っちゃってあるし、おれたちは、全く馬車馬か奴隷かで甘んずるなら、それでもいいだろうけれど、――それに、いま時分、室蘭に休む者はありゃしないと思うんだがなあ」と波田は主戦論を唱えた。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
この時、ファヤマンの方でも小倉が、持って行って見せた要求条件が、問題になって、主戦論と非戦論との猛烈な論戦が行なわれていた。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
今井幸則氏説に、常陸筑波郡今鹿島は、昔領主戦場に向うに先だちこの所に山茶一枝を挿し、鹿島神宮と見立て祈願すると勝利を得たからその地を明神として祀り今鹿島と号すと(『郷土研究』四巻一号五五頁)。
— 鶏に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
教誨師というのは本願寺の僧侶で「平民新聞というのはタシカ非戦論でしたかな、もちろん宗教家などの立場から見ても、主戦論などということはドダイあるべきはずはないのです。
— 堺利彦 『獄中生活』 青空文庫
だから躊躇するところなく怪人集団の海底城塞に大攻勢を加えるという主戦論は、いよいよ高まった。
— 海野十三(丘丘十郎) 『地球発狂事件』 青空文庫
それが、今日の城中の会議で、とうとう藩論は、主戦に決してしまったのである。
— 菊池寛 『仇討禁止令』 青空文庫
作例 · 標準
彼は、平和的な解決を主張する一方で、主戦論を唱える人々もいた。
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国際情勢の緊迫化に伴い、一部で主戦論が台頭してきた。
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歴史書には、主戦論に駆り立てられた人々の行動が記録されている。
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