外形的
がいけいてき
形容動詞
標準
external
文例 · 用例
その連想の底に雪雲と蒲団との外形的連想がありあるいは「はがす」という言葉が蒲団を呼び出したとしてもそれは作者の罪ではない。
— 寺田寅彦 『連句雑俎』 青空文庫
この暗い部屋の中で偶然上方の粹といふ言葉と江戸の意氣といふ言葉とに考へ付いて、前者が心理的なるに對して後者の著しく外形的(形態的)であると云ふ事に氣がついた。
— 木下杢太郎 『京阪聞見録』 青空文庫
で、ただ、自然の真実相に徹し得る丈の芸術上の精神修業を度外して、歌としての外形的技法のみの修練を先きにすると云ふ事は恐ろしい誤謬であると云はねばならない。
— 北原白秋 『雀の卵』 青空文庫
あつた通りと云つても、心内の現象を外形的に出た物にしたり、外形に出た感情を内心でばかり取り扱つたりする遣りくりは無論澤山あるのである。
— 發展 『泡鳴五部作』 青空文庫
學校など眼中にないばかりでなく、廣い社會に對しても、おれ自身の發展擴張を抽象的な、從つて外形的な、淺薄な教訓のかたちを以てしたくないのだ。
— 發展 『泡鳴五部作』 青空文庫
すなわち、能楽の進化の中心を一直線にして云いあらわすと繁雑から単純へ……換言すれば外形的から内面的へ……客観から主観へ……写実から抽象へ……もう一つ突込んで云えば物質から精神へ……という事になる。
— 夢野久作 『能とは何か』 青空文庫
兵式體操ヲ廢止スル所以ハ、其形式亦實ニ丹田ノ充實ヲ忘レタル外形的整頓ニ捉ハレタルニ依ルモ一理由ナリ。
— 北一輝 『日本改造法案大綱』 青空文庫
今の文芸では、外形的に統一を取るなどゝいふ旧い構成法はすたつた。
— 田山録弥 『小説新論』 青空文庫
作例 · 標準
「中身の性能はさておき、外形的な美しさに一目惚れしてこのアンティーク時計を買ったんだ。」
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「あのビルは外形的な特徴が強すぎて、一度見たら誰でも場所を覚えちゃうよね。」
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「外形的な変化はほとんどないマイナーチェンジだけど、エンジンのパーツは一新されているよ。」
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