瀑布
ばくふ
名詞
標準
waterfall
文例 · 用例
」 いかにも洞の中は、ただこれ一条の大|瀑布あって地の下に漲るがごとき、凄じい音が聞えるのである。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
「オーイ皆んな来い、大瀑布!
— 井沢衣水 『本州横断 痛快徒歩旅行』 青空文庫
大瀑布がある※」 残りの三人宙を飛んで馳けつけた。
— 井沢衣水 『本州横断 痛快徒歩旅行』 青空文庫
木の根岩角に手をかけ、足を踏みしめて、ようよう飛沫雨のごとき中に下り立ちて、巨巌の上へ登り、海内無双の大瀑布、華厳の雄姿を眺めた時には思わず快哉三呼。
— 井沢衣水 『本州横断 痛快徒歩旅行』 青空文庫
胸突き八丁の登り口に近く、青い苔の生した断崖からは、金性水と呼ぶ清泉が滾々と瀑布のごとく谷間に流れ落ちている。
— 押川春浪 『本州横断 癇癪徒歩旅行』 青空文庫
「そもそもこの八溝山というのは、全く海抜三千三百三十三尺という不思議な高さで、山中には三水と唱える金性水、竜毛水、白毛水の清泉が湧き、五つの瀑布と八つの丘嶽とまた八つの渓谷とがあって、孰れも奇観だ。
— 押川春浪 『本州横断 癇癪徒歩旅行』 青空文庫
そこには氷のごとき清水が瀑布のように落ちているのだ。
— 押川春浪 『本州横断 癇癪徒歩旅行』 青空文庫
しかし雲巌寺を出発してから行く途々、渓流に沿うて断岸の上から眼下を見れば、この渓流には瀑布もあれば、泡立ち流るる早瀬もあり、また物凄く渦巻く深淵などもあって、好奇に盥に乗って下ろうものなら、二人や三人土左衛門と改名したかも知れぬのだ。
— 押川春浪 『本州横断 癇癪徒歩旅行』 青空文庫