天体観測
てんたいかんそく
名詞
標準
astronomical observation
文例 · 用例
古い話ではあるがティコ・ブラーヘの天体観測の結果は、幾度か非科学的な占筮の用にも供せられたのであろうが、結局は名工ケプレルの手によって整然たる太陽系の模型の製作に使われた。
— 寺田寅彦 『空想日録』 青空文庫
また、一秒の十分の一というような短い時間でも天体観測の練習などしてみると、だんだんに長いものに思われてくるのである。
— 寺田寅彦 『記録狂時代』 青空文庫
何の目じるしもない大氷原の上ですから、その位置を知るには天体観測によらなければなりません。
— 豊島与志雄 『北極のアムンセン』 青空文庫
そこには、望遠鏡や、天体観測器や、そのほか、天文学の器械が備えてあります。
— GULLIVER'S TRAVELS 『ガリバー旅行記』 青空文庫
その後ガリレイは天体観測を自分で行おうと考え、オランダで発明された望遠鏡の話を聞いて、それと同様のものを製作し、望遠鏡でいろいろな星を観測しました。
— 石原純 『ガリレオ・ガリレイ』 青空文庫
実験が人工的に比較的随時に行なわれ得るということは、実験を大学の実験室での実験に限って考えるからで、特定の天体観測(之も実験でないという理由はあるまい)、例えば水星のペリヘリオンなどは、決して人工的に随時に行なわれはしない。
— 戸坂潤 『科学論』 青空文庫
そこでは元来観察が(タレスの天体観測の如き)、やがてそれが積極的となれば、実験が(アリストテレスの生物学の実験の如き)、必要な方法なのである。
— 戸坂潤 『現代唯物論講話』 青空文庫
取っ付きは二間四方程の小さい実験室で、天体観測か、光学の研究などに使ったものらしく、天井の半分ほどは透明なガラスで張り、その下へ写真屋のように幕を張り渡して、其処から入って来る烈しい陽を遮って居りますが、中には、目ぼしい品は何んにもありません。
— 野村胡堂 『向日葵の眼』 青空文庫
作例 · 標準
週末は街の明かりが届かない山頂へ行き、一晩中天体観測を楽しんだ。
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天体観測のサークルに入り、初めて土星の環を自分の目で見た時は感動した。
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夏休みの自由研究として、毎日決まった時間に月を記録する天体観測を続けた。
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ウィキペディア
天体観測(てんたいかんそく)は、天体そのものや天体の運行、変化などを観測することである。天体観測は肉眼で夜空を見上げることから始まり、双眼鏡や小さな望遠鏡を使って趣味的に行う観測から、天文台において大望遠鏡および特殊な観測機器を用いた観測まで幅広く行われる。観測は主に地球上から行われるほか、人工衛星の軌道上からも行われる。主たる観測対象は星座や恒星、流星、火星や金星などの惑星、あるいは月の満ち欠け、星の動きなど。天文学は天体観測から始まり、天体現象の物理学的探求はデータ解析や仮説検証などによって行われる。
出典: 天体観測 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0