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おべっか

おべっか
名詞
1
標準
flattery
文例 · 用例
おべっかを使って、落ちこぼれをめぐんで貰おうと心がけている手あいだ。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
社員に、おべっかを使うように、ペコペコ頭を下げた。
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
「あンちき生、課長や、山長さんにゃおべっかばっかしこけやがって!
黒島傳治 土鼠と落盤 青空文庫
この猫は鼠を一匹も捕らぬくせに泥棒猫で、近所から嫌われていましたが、「ニャーニャーゴロゴロ」とおべっかを使うのが上手なので、この家の人に可愛がられていました。
夢野久作 どろぼう猫 青空文庫
カステラも、パンもあるよ、などと言って騒ぎますので、自分は持ち前のおべっか精神を発揮して、おなかが空いた、と呟いて、甘納豆を十粒ばかり口にほうり込むのですが、空腹感とは、どんなものだか、ちっともわかっていやしなかったのです。
太宰治 人間失格 青空文庫
あなた達は、お金持の奥さんに、おべっかを言っていただけなんだ。
太宰治 水仙 青空文庫
私はこの習慣については、実は内心大いに閉口しているのだが、しかし、これとても、私のつまらぬおべっかの報いに違いないのだから、誰をも恨む事が出来ない。
太宰治 黄村先生言行録 青空文庫
家来や小者はもうみんなが母様におべっかッてるんだから、誰一人|執成してくれようと云うものはなし、しかたがないので、そっとね、姉様が冤の罪を被せられて――昨夕話したッけ――冤というのは何にも知らない罪を塗りつけられたの。
泉鏡花 照葉狂言 青空文庫
作例 · 標準
おべっかについて知りたいことがあります。
あ、おべっかがありますね。
おべっかというのは何ですか?
これはおべっかの例です。