反骨
はんこつ
名詞頻度ランク #44738 · 青空 42 例
標準
rebellious spirit
文例 · 用例
そうして帰途は必ず、何くそ、と反骨をさすり、葛西善蔵の事が、どういうわけだか、きっと思い出され、断乎としてこの着物を手放すまいと固執の念を深めるのである。
— 太宰治 『服装に就いて』 青空文庫
あれが、津軽人の反骨となり、剛情となり、佶屈となり、さうして悲しい孤独の宿命を形成するといふ事になつたのかも知れない。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
日本の探偵小説家に、反骨の無いのはウンザリものである。
— 「新青年」一九二五年一二月 『マイクロフォン―雑感―』 青空文庫
やっぱり血統は争われない、反骨稜々侠気充満、徳川宗家に盾突いて、日本は狭いと云うところから、海を渡って異国へ行った、我々のご先祖の血液が、お前のお父さんにもこの私にも、お前さんにも通っているらしい。
— 国枝史郎 『神秘昆虫館』 青空文庫
恐ろしい下克上の世の中だ……明智光秀には反骨がある。
— 国枝史郎 『南蛮秘話森右近丸』 青空文庫
」「そうでなくてさえ青塚の郷は、反骨ある者の集まりと見なされ、日頃から憎まれおりましたれば、今回の事なかろうと、早晩ご領主に難癖つけられ、一郷こぞって離散退去を、命ぜられる形勢にありましたのじゃ!
— 国枝史郎 『猫の蚤とり武士』 青空文庫
私は時の政治に対する傲慢な批判や、権門富貴に対する反骨が生れながら身についていて、その生れながらの魂を唄声にして、ヘンレキ流浪の一生を送るように定まっているのだと考える。
— 坂口安吾 『後記にかえて〔『教祖の文学』〕』 青空文庫
忠義に対する冷遇、出る杭は打たれ、一見豪放磊落でも天衣無縫に縁がなく、律義と反骨と、誠意と野心と、虚心と企みと背中合せの如水にとつて、禅のひねくれた虚心坦懐はウマが合つてゐたのである。
— 坂口安吾 『黒田如水』 青空文庫
作例 · 標準
彼は反骨の精神で、社会の不条理に立ち向かった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
そのアーティストの作品には、常に反骨のメッセージが込められている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
どんな逆境にもめげない反骨の気概を持っていたい。
幻辭AI · gemini-2.5-flash