兵船
へいせん
名詞
標準
warship
文例 · 用例
長唄 元寇長唄 元寇第一段天に連る玄界の際涯はいづく壱岐対馬、夕浪千鳥群れかへる蜑の小舟のそれならで、山かと高き兵船の満々と張る真帆の数、櫓に撓むる石火矢に軍皷の調旌旗とどよもし、舳艫相|接ぐ九百余艘、入日に染まる船脚やとどろと洗ふ潮の手を、しや、ひた押しの陣がまへ松浦さしてぞ押し寄せたる。
— 北原白秋 『新頌』 青空文庫
だが敵は二万数千余、兵船は海岸一帯を警備して、容易に毛利軍の渡海を許さない。
— 菊池寛 『厳島合戦』 青空文庫
而も毛利の兵船は僅か数十艘に過ぎない。
— 菊池寛 『厳島合戦』 青空文庫
元就はこの連中に兵船を借りるとき、たった一日でいいから船を貸してくれと言った。
— 菊池寛 『厳島合戦』 青空文庫
此の夜は流石の敵も、油断をするだろうから、襲撃の機会到れりというので、元就は長男隆元、吉川元春など精鋭をすぐって、毛利家の兵船に分乗し、島の東北岸|鼓の浦へ廻航した。
— 菊池寛 『厳島合戦』 青空文庫
元就は鼓の浦へ着くと、乗っていた兵船を尽く二十日市へ漕ぎ帰らしめた。
— 菊池寛 『厳島合戦』 青空文庫
敗兵が船に乗ったので、陶の水軍が、俄かに狼狽て出したところを、毛利の第三軍たる村上、来島等の水軍が攻めかかったので、陶の水軍は忽ち撃破されて、多くの兵船は、防州の矢代島を目指して逃げてしまった。
— 菊池寛 『厳島合戦』 青空文庫
陶入道は、尚西方に遁れたが、味方の兵船は影だになく、遂に大江浦にて小川伝いに山中に入り、其辺りにて自害したと言われている。
— 菊池寛 『厳島合戦』 青空文庫
作例 · 標準
水平線の向こうから、巨大な大砲を備えた数隻の兵船が近づいてくるのが見えた。
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古文書には、敵国の兵船が海岸に押し寄せ、村々を焼き払ったという記録がある。
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港を封鎖するために、政府は最新鋭の兵船を派遣して警戒を強めた。
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