言うまでもない
いうまでもない異読 ゆうまでもない
表現形容詞頻度ランク #9986 · 青空 0 例
標準
goes without saying
文例 · 用例
また「上風に」のに、「音なき麦を」のをが、てにをはとしての重要な働きをして、句の内容する象景を画いてることは言うまでもない。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
嘉門次が一行の案内を務めるのは、言うまでもない、雨でグッショリ濡れた青草や、仆れている朽木からは、人の嗅覚をそそるような古い匂いがして、噎びそうだ、足が早いので、一丁も先になった嘉門次は、私を振り返って「他所の人足は使いづらくて困る」とブツブツ言いながら、赤石の河原に出た。
— 小島烏水 『槍ヶ岳第三回登山』 青空文庫
穂高といわず、槍ヶ岳といわず、奥常念、大天井に至るまで、万古の雪は蒸発しないで下層から解ける雪だ、死の如く静粛に、珠の如く浄美な雪から解けた水の、純粋性の緑を有することは、言うまでもない。
— 小島烏水 『梓川の上流』 青空文庫
そうして槍ヶ岳や穂高岳への最も好適なる登山地点は、上高地温泉であることは、言うまでもない。
— 小島烏水 『上高地風景保護論』 青空文庫
冬は言うまでもないとして、三月四月頃、試みに郊外に出て見給え、遠くに碧い山か、斑らな雪の縞を入れて、菜の花の末、または青葉若葉の上に、浮ぶように横たわっている。
— 小島烏水 『高山の雪』 青空文庫
これに限らず、人間と自然を引っくるめた有機体における自然と人間の交渉はやはり有機的であるから、たとえ科学的気象学的に同一と見られるものでも、それに随伴する他要素の複合いかんによって全く別種の意義をもつのは言うまでもないことである。
— 寺田寅彦 『日本人の自然観』 青空文庫
もっと穏やかでないものならいくらでもあることは言うまでもない。
— 寺田寅彦 『神田を散歩して』 青空文庫
私の予感していた不眠症が幾晩も私を苦しめたことは言うまでもない。
— 梶井基次郎 『器楽的幻覚』 青空文庫
作例 · 標準
健康が第一であることは言うまでもない。
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この分野における彼の業績は、世界的に評価されていることは言うまでもない。
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締め切り厳守は、社会人としての基本中の基本であることは言うまでもない。
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災害時には、まず自身の安全を確保することが言うまでもない。
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