寄託
きたく
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #41477 · 青空 22 例
標準
deposit
文例 · 用例
今日これからの訪問を思ふにつけても、駿介は、彼が寄託されてゐるもう一つの事件、廣岡のことを思ひ出さないわけにはいかなかつた。
— 島木健作 『續生活の探求』 青空文庫
彼は引き受けてそのままになつてゐるこの寄託に對する毎に、ひどく憂鬱であつた。
— 島木健作 『續生活の探求』 青空文庫
この同じ所へ来るようにとのお言葉は何でもない僧もよく言うことであるが、この作者は御実感そのままであろうとお思いになると、法皇はそのとおりに思召すであろう、寄託を受けた自分が不誠実者になったことでもお気づかわしさが倍加されておいでになるであろうのがおいたわしいと院はお思いになった。
— 横笛 『源氏物語』 青空文庫
二品の宮の若君は院が御寄託あそばされたために、冷泉院の陛下がことにお愛しになった。
— 匂宮 『源氏物語』 青空文庫
臣は汚れたる大璽の寄託を受けることは出来ません」と言い放ち、卓上の大璽を突き戻して断然辞職の決意を示した。
— 穂積陳重 『法窓夜話』 青空文庫
(私はそれを一九二八年、ニヴェールのニエーヴル県立文庫に寄託した。
— JEAN-CHRISTOPHE 『ジャン・クリストフ』 青空文庫
それを掘り出して、すでに廿年かれこれの昔とはなつたが、ある人から私にうつしを寄託されたものがある。
— 木村荘八 『東京の風俗』 青空文庫
委託研究というものは、寄託者の方で必要とする資料を、いわば買うわけであるから、委託された方でも、純粋な学問的興味でもって、その問題を追究する気になれないのも、無理はない。
— 中谷宇吉郎 『比較科学論』 青空文庫
作例 · 標準
貴重な古文書の散逸を防ぐため、所有者は県立博物館への寄託を決断した。
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銀行の貸金庫に、代々伝わる宝石類を一時的に寄託することにした。
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「寄託された美術品の修復作業は、専門の工房で慎重に進められています」
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ウィキペディア曖昧さ回避
寄託 (きたく、英: deposit) 寄託 - 物の保管・管理に関する法律関係 寄託 (日本法) - 日本法での民法上の寄託契約及び商法上の商事寄託契約。 寄託 (ドイツ法) - ドイツ法での私法上の寄託及び公法上の寄託 ベイルメント - 英米法での動産の占有に関する法律関係(契約関係がない場合にも成立する)。 寄託 (国際法) - 多国間条約の締結にあたり、その管理を委託する行為。狭義には、各国が国内批准または受諾の手続きを取った後、受諾書を寄託先 (条約の管理者) に送付する行為。
出典: 寄託 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0