廃る
すたる
動詞-五段-ラ行動詞-自動詞
標準
to go out of use
文例 · 用例
で、氏郷は町野に対して、汝の諫言を破るでは無いが、何様も然様は成りかねる、仮令運|拙く時利あらずして吾が上はともなれかくもなれ、子とも見よ、親とも仰げと殿下の云われた木村父子を見継がぬならば、我が武道は此後全く廃る、と云切った。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
旧約全書ダニエル書第六章第八節、「されば王よねがわくはその禁令を立ててその詔書をしたためメディアとペルシアの廃ることなき律法のごとくにこれをして変らざらしめたまえ」20 marin-spike ――船の言葉で、索の股を解くに用いる円錐形の鉄具。
— 寓意を含める物語 『ペスト王』 青空文庫
では、手前も久方ぶりに揚心流を存分用いて見とうござりますゆえ、お助勢お許し下されませ」「ならぬ」「なぜでござります」「退屈男の名前が廃るわ。
— 後の旗本退屈男 『旗本退屈男 第三話』 青空文庫
羅曼派起つてシエクスピイアの名、四海に轟く事|迅雷の如く、羅曼派亡んでユウゴオの作、八方に廃るる事|霜葉に似たり。
— ―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文― 『骨董羹』 青空文庫
彼奴の手で、仲太郎を討たれては、わしの弓矢が廃る」 小太郎は、独り言のように云った。
— 直木三十五 『南国太平記』 青空文庫
大津は、危いかも知れん」「然し、恭平、これを熟練して、百歩にして、柳葉を撃つ、というようになれば、剣など廃るの」 と、有村は、板の上の短銃を、じっと眺めていた。
— 直木三十五 『南国太平記』 青空文庫
肉屋の亭主に言わせると、牛は殆んど廃る部分が無い。
— 島崎藤村 『千曲川のスケッチ』 青空文庫
……廃るは、武士道!
— 国枝史郎 『任侠二刀流』 青空文庫
作例 · 標準
時代の流れとともに、かつて便利だった道具も次第に廃る運命にある。
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技術が進化しても、職人の魂がこもった手仕事が廃ることはないだろう。
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「そんな古いやり方はもう廃るよ」と、若手の社員に指摘されてしまった。
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標準
to be hurt (of honour, reputation, etc.)
作例 · 標準
「ここで嘘をついたら、武士のの名が廃るというものだ」
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約束を破るようなことをしては、プロとしての面目が廃ってしまうよ。
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正義を貫かなければ、今まで築き上げてきた自分の誇りが廃ると感じた。
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