黄斑
おうはん
名詞
標準
macula
文例 · 用例
さうして穴がすつかり埋められてしまふと、蜂は暫く穴のまはりを歩きまはつてゐたが、やがてぷうんと翅音を立てながら、黒黄斑の弧線を清澄な秋の空間に描きつつどこともなく飛び去つて行つた。
— 南部修太郎 『畫家とセリセリス』 青空文庫
)は肩に腫物が出来、ファニイは皮膚に黄斑が出来始めた。
— 中島敦 『光と風と夢』 青空文庫
大きな顔に不均整な黄斑が少しあるのが、なんとなく滑稽味を帯びて見える。
— 寺田寅彦 『柿の種』 青空文庫
でまず、最初の一つから、硝子粉、浸剤、硫黄、単寧、水銀、醋、溶和剤、黄斑粉、紅殻、樹脂――と読んでいって結局その頭文字を連ねるのです。
— 小栗虫太郎 『潜航艇「鷹の城」』 青空文庫
その時、雷雲の中心が、対岸の斑鳩山の真上に迫っていて、この小暗い樹立の中には、黄斑を打ちまけたような光が明滅を始めた。
— 小栗虫太郎 『白蟻』 青空文庫
(spot)[解剖]黄斑(網膜の最も敏感な点)。
— Y 『熟語本位英和中辞典』 青空文庫
「先程は御ツつおうはんだした。
— 上司小劍 『兵隊の宿』 青空文庫
「お光つあん、先程は御ツつおうはんだした。
— 上司小劍 『兵隊の宿』 青空文庫
作例 · 標準
例句