黄斑
おうはん
名詞
標準
macula
文例 · 用例
さうして穴がすつかり埋められてしまふと、蜂は暫く穴のまはりを歩きまはつてゐたが、やがてぷうんと翅音を立てながら、黒黄斑の弧線を清澄な秋の空間に描きつつどこともなく飛び去つて行つた。
— 南部修太郎 『畫家とセリセリス』 青空文庫
)は肩に腫物が出来、ファニイは皮膚に黄斑が出来始めた。
— 中島敦 『光と風と夢』 青空文庫
大きな顔に不均整な黄斑が少しあるのが、なんとなく滑稽味を帯びて見える。
— 寺田寅彦 『柿の種』 青空文庫
でまず、最初の一つから、硝子粉、浸剤、硫黄、単寧、水銀、醋、溶和剤、黄斑粉、紅殻、樹脂――と読んでいって結局その頭文字を連ねるのです。
— 小栗虫太郎 『潜航艇「鷹の城」』 青空文庫
その時、雷雲の中心が、対岸の斑鳩山の真上に迫っていて、この小暗い樹立の中には、黄斑を打ちまけたような光が明滅を始めた。
— 小栗虫太郎 『白蟻』 青空文庫
(spot)[解剖]黄斑(網膜の最も敏感な点)。
— Y 『熟語本位英和中辞典』 青空文庫
「先程は御ツつおうはんだした。
— 上司小劍 『兵隊の宿』 青空文庫
「お光つあん、先程は御ツつおうはんだした。
— 上司小劍 『兵隊の宿』 青空文庫
作例 · 標準
加齢とともに黄斑変性症のリスクが高まるため、定期的な眼科検診が重要だ。
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眼底検査で黄斑の状態を確認し、病気の早期発見に努める。
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黄斑は網膜の中心に位置し、視力にとって非常に重要な役割を果たす。
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ウィキペディア
黄斑 とは、眼球内部の網膜の中心部で黄色を呈した部分をさす。黄色く見えるのはこの部分にキサントフィルという黄色の色素が多いため。黄斑の中心に中心窩といい、視細胞が最もきめ細かく配置されている場所であり、視野のなかで最も解像度がよい部分である。
出典: 黄斑 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0