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念じる

ねんじる
動詞-一段動詞-他動詞
1
標準
to wish (for)
文例 · 用例
それは咳の喉を鳴らす音とも連関があり、それを吉田が観念するのは「俺はヒルカニヤの虎だぞ」というようなことを念じるからなのだったが、いったいその「ヒルカニヤの虎」というものがどんなものであったか吉田はいつも咳のすんだあと妙な気持がするのだった。
梶井基次郎 のんきな患者 青空文庫
女中がこつそり私の床から脱け出るのを覺えつつ、私は睡眠できるやうひたすら念じるのである。
太宰治 思ひ出 青空文庫
笠|被た馬士が轡頭をしっかと取って、(やあ、黒よ、観音様念じるだ。
泉鏡花 河伯令嬢 青空文庫
葉子は思わずぎょっとして夢からさめたように前を見ると、釣り橋の鉄材が蛛手になって上を下へと飛びはねるので、葉子は思わずデッキのパンネルに身を退いて、両袖で顔を抑えて物を念じるようにした。
有島武郎 或る女 青空文庫
けれども葉子は船室に帰る気力もなく、右手でしっかりと額を押えて、手欄に顔を伏せながら念じるように目をつぶって見たが、いいようのないさびしさはいや増すばかりだった。
有島武郎 或る女 青空文庫
「わたくしは一種の咒文を知っていまして、それを念じると能く異鳥に化けることが出来ますので、夜のふけるのを待って飛び出して、すでに数百人の子供の脳を食いました」 李公は大いに怒って、すぐにかの女をくくりあげ、薪を積んで生きながら焚いてしまった。
子不語 中国怪奇小説集 青空文庫
健全な精神ということは何ごとも論理に従い、熱情をそれに注ぎ込み、科学を無上の精神的風貌だと念じることだと、地中海を中心にした文化の代々の教師は教えて来た。
横光利一 スフィンクス(覚書) 青空文庫
色即是空、空即是色、――私はこの境地に向ひつゝある、そこまで徹したいと念じる、現象に即して実在を観なければならないと思ふ。
種田山頭火 其中日記 青空文庫
作例 · 標準
彼は宝くじに当たることを必死に念じていた。
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離れて暮らす家族の健康を、いつも心の中で念じています。
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卒業後、皆がそれぞれの道で成功することを念じています。
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2
標準
to pray silently
作例 · 標準
彼女は静かに目を閉じ、亡くなった母の冥福を念じた
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試験の前に、神様に合格できることを念じました
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災害で被災した人々のため、世界平和を念じる
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念じる(ねんじる) — 幻辞.com