念ずる
ねんずる
動詞-ずる変動詞-他動詞
標準
to wish (for)
文例 · 用例
そのいはれより疾翔と申さるゝ、大力といふは、お徳によって、たとへ火の中水の中、たゞこの菩薩を念ずるものは、捨身大菩薩、必らず飛び込んで、お救ひになり、その浄明の天上にお連れなさる、その時火に入って身の毛一つも傷かず、水に潜って、羽、塵ほどもぬれぬといふ、そのお徳をば、大力とかう申しあげるのぢゃ。
— 宮沢賢治 『二十六夜』 青空文庫
そのいわれより疾翔と申さるる、大力というは、お徳によって、たとえ火の中水の中、ただこの菩薩を念ずるものは、捨身大菩薩、必らず飛び込んで、お救いになり、その浄明の天上にお連れなさる、その時火に入って身の毛一つも傷かず、水に潜って、羽、塵ほどもぬれぬという、そのお徳をば、大力とこう申しあげるのじゃ。
— 宮沢賢治 『二十六夜』 青空文庫
それで私が不動様を一心に念ずると其怨霊がだん/\消て無なります。
— 国木田独歩 『運命論者』 青空文庫
そして私はその少年を招んで、仏さまを念じさせようとしました(仏を念ずることは、天地間の力と智に、自分の内部にある力と智とを結びつけることになります)。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
どんなやさしい問題でも、それを解く前に、いちいち、仏さまを念ずる癖を付けました。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
しかし、その時の私の念ずる仏さまへの言葉は、以前のよりも、もっと付け加えました。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
いまでも、試験の時は必ず「仏さま」を念ずると言います。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
大生命の活きた力の取り出し方は、維摩に在ってはこうでありますが、他の人々に在っては思索するなり、仏を念ずるなり、題目を唱うるなり、坐禅なりいろいろありましょう。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
作例 · 標準
遠く離れた友人の成功を、心から念じている。
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彼は、平和な世の中が来ることを念じた。
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彼女は、もう一度会える日を念じていた。
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標準
to pray silently
作例 · 標準
旅の安全を念じて、お守りを買った。
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彼は静かに手を合わせ、家族の健康を念じた。
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過去の過ちを反省し、二度と同じ過ちを繰り返さないよう念じた。
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