竪琴
たてごと
名詞
標準
harp
文例 · 用例
あたしきっとあの森の中に立派なお姫さまが立って竪琴を鳴らしてゐらっしゃると思ふわ、お附きの腰元や何かが青い孔雀の羽でうしろからあをいであげてゐるわ。
— 宮沢賢治 『〔「銀河鉄道の夜」初期形一〕』 青空文庫
また自刻の印章――ボート形の内に竪琴と星を刻したの――が押してある。
— 寺田寅彦 『亮の追憶』 青空文庫
これについて思い出すのは古いアッシリアの竪琴と正倉院にある箜篌との類似である。
— 寺田寅彦 『日本楽器の名称』 青空文庫
アラビアの竪琴ジュンク。
— 寺田寅彦 『日本楽器の名称』 青空文庫
マライのゲンゴンと称する竹製の竪琴。
— 寺田寅彦 『日本楽器の名称』 青空文庫
中央アフリカ北東コンゴーのある地方の竪琴にクンディまたはクンズというのがある。
— 寺田寅彦 『日本楽器の名称』 青空文庫
竪琴の最古のものはテーベの墓の壁画に描かれたものだそうで恐ろしく古いものらしい。
— 寺田寅彦 『日本楽器の名称』 青空文庫
ストーヴの傍にいた家族の者らしい老夫婦が、ヴァイオリンと竪琴とでそれに和した。
— 渡辺温 『ああ華族様だよ と私は嘘を吐くのであった』 青空文庫
作例 · 標準
ギリシャ神話の詩人が奏でる竪琴の音色は、荒れ狂う獣をも鎮めるほどの美しさだったという。
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彼女はステージの真ん中で小さな竪琴を抱え、澄んだ歌声とともに古のメロディを紡ぎ出した。
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博物館の展示室で、何世紀も前に作られた金細工が施された豪華な竪琴を眺めていた。
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ウィキペディア
竪琴(たてごと)とは、複数の弦を上下方向に張り、各弦が固有の音高を出す仕組みを有した撥弦楽器の総称である。なお撥弦楽器とは、弦の振動を発音原理とする弦鳴楽器を奏法の違いによって分類した細分類であり、指や爪や義爪や撥(ばち)などを用いて、弦を弾いて音を出す楽器をさす。
出典: 竪琴 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0