確言
かくげん
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
assertion
文例 · 用例
これらの失敗の原因が何であるか、それを確言することは困難であるが、辛じて私に言へることは、世界が忘念の善性を失つたといふこと、つまり快活の徳を忘れたといふことである。
— 中原中也 『生と歌』 青空文庫
おぼろげながら、それと察知できても、人々は何かの理由で大事をとつて、いたづらに右顧左眄し、笑ひにまぎらはし、確言を避ける風である。
— 太宰治 『檀君の近業について』 青空文庫
そうでなければ、半分以上残ってるなんて、確言できる筈はない。
— 太宰治 『渡り鳥』 青空文庫
でも国漢英数だけは、よくなっている積りだが、発表を見ないうちは、確言できない。
— 太宰治 『正義と微笑』 青空文庫
ひとの話に依れば後年、魯迅自身も仙台時代の追憶を書き、それにもやはり、その所謂「幻燈事件」に依って医学から文芸に転身するようになったと確言しているそうであるが、それはあの人が、何かの都合で、自分の過去を四捨五入し簡明に整理しようとして書いたのではなかろうか。
— 太宰治 『惜別』 青空文庫
それは、いつわりの無い、白々しく興覚めするほどの、生真面目なお約束なのであるが、私が、いま、このような乱暴な告白を致したのは、私は、こんな借銭未済の罪こそ犯しているが、いまだかつて、どろぼうは、致したことが無いと言うことを確言したかったからに他ならない。
— 太宰治 『春の盗賊』 青空文庫
そして「アノ人がさう言へば、ソンナ話があつたかも知れません」位の申立をすれば、直ぐ「ソンナ話がありました」と確言したやうに記載されて、之がまた他の被告に對する責道具となるやうです。
— ‘V NAROD’ SERIES’ 『A LETTER FROM PRISON』 青空文庫
『機関手のジョン・スレーターに関しては、彼の負傷の模様を検査するも何等の手掛りを引出し得ず、ただ本職は、本職の推定し得る限りにおいて、機関車よりの墜落が彼の死因なることを確言し得るのみ、何故彼が墜落せしか、また彼の墜落後機関車がいかになりしかについては全然推測の限りにあらざる次第なり云々。
— コナン・ドイル 『臨時急行列車の紛失』 青空文庫
作例 · 標準
あの政治家は、法案成立を確言した。
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彼女は自分の理論が正しいと確言して譲らなかった。
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専門家は、この技術の将来性を確言している。
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