折れ曲がる
おれまがる
動詞-五段-ラ行
標準
to bend
文例 · 用例
街に着く手前で、ハンターは山地に続くでこぼこした狭い小道へと折れ曲がる。
— A STUDY IN SCARLET 『緋のエチュード』 青空文庫
何度か折れ曲がる急な階段を下っていくと、防波堤の上に降り立った。
— 片岡義男 『物のかたちのバラッド』 青空文庫
そしてふつうのうすいガラスが、光のすくないうす暗いところなどでは見にくいわけは、光をほとんど吸収しないし、はねかえすことも、おれまがる度合もすくないからなんだ」 透明人間はむちゅうで、しゃべりまくっている。
— ハーバート・ジョージ・ウエルズ 『透明人間』 青空文庫
これは水とガラスは、光がおなじような具合におれまがるからなんだ。
— ハーバート・ジョージ・ウエルズ 『透明人間』 青空文庫
足がくたくたと折れ曲るやうな氣がする。
— 南部修太郎 『一兵卒と銃』 青空文庫
彼はこの横町に入り、トンネルを抜け横町が尽きて、やや広い通りに折れ曲るまでの間は自分の数奇の生立ちや、燃え盛る野心や、ままならぬ浮世や、癪に触る現在の境遇をしばし忘れて、靉靆とした気持になれた。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
一番近くて山椒の木の在るのは、こゝの町外れより小一町ほど町中へ戻って、町の本通へ折れ曲る角の鷺町劇場がある。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
彼等の目ざす工場の大煙突が、そのどぶ川の折れ曲るあたりに冷然とつつ立つてゐるのだ。
— 島木健作 『癩』 青空文庫