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幼帝

ようてい
名詞
1
標準
young emperor
文例 · 用例
将軍は後に幼帝を廃して、さらに景帝を擁立し、それを先帝の陵に奉告しようとして、門を出て車に乗ると、俄かに大風が吹いて来て、その車をゆり動かしたので、車はあやうく傾きかかった。
捜神記(六朝) 中国怪奇小説集 青空文庫
「薩長土が、なんじゃ、皆幼帝をさしはさんで、己れ天下の権を取り、あわよくば徳川に代ろうという腹ではないか、虎の威を借りて、私欲を欲しいままにしようという狐どもじゃ。
菊池寛 仇討禁止令 青空文庫
この壇ノ浦で平家は、その一族の婦人子供ならびにその幼帝――今日安徳天皇として記憶されている――と共に、まったく滅亡した。
THE STORY OF MIMI-NASHI-HOICHI 耳無芳一の話 青空文庫
しかし終りに美人弱者の運命――婦人と子供との哀れな最期――双腕に幼帝を抱き奉った二位の尼の入水を語った時には――聴者はことごとく皆一様に、長い長い戦き慄える苦悶の声をあげ、それから後というもの一同は声をあげ、取り乱して哭き悲しんだので、芳一は自分の起こさした悲痛の強烈なのに驚かされたくらいであった。
THE STORY OF MIMI-NASHI-HOICHI 耳無芳一の話 青空文庫
★ 天武天皇崩御のとき皇太子(草壁皇子)がまだ若かつたので(当時は幼帝を立てる例がなかつた)皇太后が摂政した。
坂口安吾 道鏡 青空文庫
二人の幼帝の成人を待つ三人の老いたる女は同じ血液と性格を伝承し、ひたすら家名の虫の如き執拗な意志を伝承してゐた。
坂口安吾 道鏡 青空文庫
なぜなら、彼女等の自由意志は幼帝を育てるといふ事柄のうちに没入し、彼女等の夢の全てがたゞ幼帝の成人に托されてゐたからである。
坂口安吾 道鏡 青空文庫
* 天武天皇|崩御のとき皇太子(草壁皇子)がまだ若かったので(当時は幼帝を立てる例がなかった)皇太后が摂政した。
坂口安吾 道鏡 青空文庫
作例 · 標準
幼くして即位した幼帝は、周囲の補佐を受けながら政務に励んだ。
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物語に登場する幼帝は、賢明さと優しさを兼ね備えていた。
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権力争いの中心に置かれた幼帝の運命は、波乱に満ちていた。
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