幼少
ようしょう
名詞形容動詞名詞-の形容詞頻度ランク #11720 · 青空 952 例
標準
infancy
文例 · 用例
とにかく幼少なる「加八」君はここでそのありたけの深謀をちゃんちゃんこの裏にめぐらして最後の狙いを定めて「ズドーン」と云って火蓋を切る真似をする。
— 寺田寅彦 『追憶の冬夜』 青空文庫
幼少の頃から、その繪姿には、うんざりするくらゐたくさんお目にかかつて來たが、その實物に面接するの光榮には未だ浴してゐないのである。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
視力の不足なのは、幼少の時からの絶えざる栄養不良と、不足から来たのであつた。
— 葉山嘉樹 『遺言文学』 青空文庫
幼少の子供が母に先立たれるなどは自分には考へても恐ろしい。
— 南部修太郎 『日曜日から日曜日まで』 青空文庫
自分が幼少のときに別れた祖父母も、八年前に死んだ父も、六年前に死んだ母も、曾てそんな話をしたこともなかつた。
— お文の魂 『半七捕物帳』 青空文庫
しかし観行院様はまた洒落たところのあった方で、其当時私に太閤が幼少の時、仏像を愚弄した話などを仕てお聞かせなさった事もありました。
— 幸田露伴 『少年時代』 青空文庫
第二ページはおかあさんの留守に幼少な娘のリエナが禁を犯してペチカのふたを明け、はね出した火がそれからそれと燃え移って火事になる光景、第三ページは近所が騒ぎだし、家財を持ち出す場面、さすがにサモワールを持ち出すのを忘れていない。
— 寺田寅彦 『火事教育』 青空文庫
正面の築山の頂上には自分の幼少のころは丹波栗の大木があったが、自分の生長するにつれて反比例にこの木は老衰し枯死して行った。
— 寺田寅彦 『庭の追憶』 青空文庫
作例 · 標準
彼は幼少の頃から音楽の才能を発揮していた。
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その女優は、幼少より演劇の世界に親しんできたという。
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彼女は幼少期に経験した出来事を鮮明に覚えている。
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