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揚程

ようてい
名詞
1
標準
lifting height (of a pump, etc.)
文例 · 用例
それである日鏡の前にすわって、自分の顔をつくづく見てみると、顔色が悪くて頬がたるんで目から眉のへんや口もとには名状のできない暗い不愉快な表情がただようているので、かいてみる勇気が一時になくなってしまった。
寺田寅彦 自画像 青空文庫
当てもないままに、赤井はひょこひょことさまようていたが、やがて耳の千切れるような寒さにたまりかねたのか、わずかの温みを求めて、足は自然に難波駅の地下鉄の構内に向いた。
織田作之助 昨日・今日・明日 青空文庫
ちょうど運動場のようで、もっと広い草原の中をおぼろな月光を浴びて現ともなくさまようていた。
寺田寅彦 花物語 青空文庫
湖も山もしっとりとしずかに日が暮れて、うす青い夕炊きの煙が横雲のようにただようている。
伊藤左千夫 河口湖 青空文庫
ただプツプツとけむるばかり、煙は茅屋のまわりにただようている。
伊藤左千夫 告げ人 青空文庫
」 篠崎予審判事の口元にただようている微笑は、慈愛に満ちた慰藉の微笑ともとれれば、毒意に充ちた残忍な冷笑ともとれる。
平林初之輔 予審調書 青空文庫
ちっとこれは知恵がいるかのう……」 うち考えながら、大川べりをあちらこちらとさまようていたが、いく本かのつるの中から、すばらしい一本が見つかったとみえるのです。
朱彫りの花嫁 右門捕物帖 青空文庫
禁漁区の魚のように新東京のバラック街をさまようている。
夢野久作 東京人の堕落時代 青空文庫
作例 · 標準
このポンプは高い揚程を誇り、高層ビルへの給水も可能だ。
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揚程が不足しているため、水を高い場所まで送ることができない。
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消防車は、その強力な揚程で火災現場へ大量の水を供給する。
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