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空き車

あきぐるま
名詞
1
標準
empty car
文例 · 用例
そして、智子が、ひょっとしてそれが『空き車』の札を掲げてはいまいかと思って、踏み出した爪先を、ためらっている目の前へ来て、ピタリと停車したのである。
渡辺温 或る母の話 青空文庫
空き車』の札は何処にも見当らなかった。
渡辺温 或る母の話 青空文庫
空き車の上へ馬子が乗って、唄などうたい、浜の方へ帰る、ガラ、ガラという、轍の音が、だんだんかすかになると、ぼんやり立って、聞いている彼の耳もとへ、風は、「明日は、いいことがある。
小川未明 風はささやく 青空文庫
そうじ人は、ごみための箱の中のごみをあけてしまうと、空き車を引いて、あちらへ帰ってゆきました。
小川未明 風の寒い世の中へ 青空文庫
間もなく恩田は一台の空き車を呼び止めて、その中に消えた。
江戸川乱歩 人間豹 青空文庫
作例 · 標準
交差点で手を挙げたが、通り過ぎるタクシーはどれも空き車ではなかった。
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荷降ろしを終えたトラックが空き車となって、次々と工場から出ていく。
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終点で乗客を降ろしたバスは、空き車として車庫へ向かっていった。
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