露頭
ろとう
名詞
標準
rocky outcrop
文例 · 用例
それからは洪積層が旧天王の安山集塊岩の丘つづきのにも被さっているかがいちばんの疑問だったけれどもぼくたちは集塊岩のいくつもの露頭を丘の頂部近くで見附けた。
— 宮沢賢治 『或る農学生の日誌』 青空文庫
そして、それが、下の山を形造っている岩磐の露頭か、または独立した玉石であるか、という事は、一目瞭然とはいかなかった。
— ――生きる為に―― 『山谿に生くる人々』 青空文庫
どちらも「神様」を以て任じている、二人の坑夫の間でさえ、「露頭だ」「いや玉石だ」という風に意見を異にした位であった。
— ――生きる為に―― 『山谿に生くる人々』 青空文庫
」小倉は、それが個々に露頭の突き合ったおもしろさから、あとから、あとからと、それについての考えが、わき出て来るのだった。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
同炭山は幌向川の上流にあり、水準點以上に三百七十萬噸、水準下のを合すれば一千萬噸以上の炭量を有すると云はれ、露頭は累々として沿岸に連なつてゐるさうだ。
— 斷橋 『泡鳴五部作』 青空文庫
私は、あれが水晶の露頭ではないかと考える。
— 天母峰 『人外魔境』 青空文庫
武士階級のものはやはり露頭ながらも、姓はこれを公称していましたが、これは相当の身分ができて後に唱え出したのが多いので、普通はやはりこの非人階級を経て来たものなのです。
— 喜田貞吉 『融和問題に関する歴史的考察』 青空文庫
ここにも、男尊女卑の思想が露頭お見せている。
— 知里真志保 『和人わ舟お食う』 青空文庫
作例 · 標準
登山道の脇に、固い花崗岩の露頭が顔を出していた。
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地質学者は、その露頭から採取したサンプルを分析し、この地域の成り立ちを調べている。
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海岸線の崖には、何層にも重なった地層の露頭がはっきりと見て取れる。
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ウィキペディア
露頭 とは、野外において地層・岩石が露出している場所。
出典: 露頭 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0