幻辞.com

岩石

がんせき
名詞頻度ランク #19183 · 青空 828
1
標準
rock
文例 · 用例
地理学書でもまた物語でも読んで知っていたアトリオ・デル・カヴルロとかソマムとか、こういう名前も何となく嬉しく、また地質学者から教わる色々の岩石の名前も珍しかったと見えてよく覚えている。
寺田寅彦 二つの正月 青空文庫
岩石の大崩れがあって、左の方に石を囲んだ坊主小舎がある、小舎の中は未だ雪が多くて、泊まることは出来そうもない、鍋が一枚蔵してあった、冠君は既に槍ヶ岳登りを終られて、雪を辷り落ちるようにして、下りて来られた、二言三言話を交えて、さっさと下りて行かれる。
小島烏水 槍ヶ岳第三回登山 青空文庫
奥穂高といっても、岩石の逼迫した凸った地点に、棒杭一本を打ち込んであるだけのことであった。
小島烏水 谷より峰へ峰より谷へ 青空文庫
尾根の頂上へ出たときは、大斜線の岩壁が、深谷へ引き落されて、低くなったかとおもうと、また兀々とした石の筋骨が、投げ上げられて、空という空を突き抜いている、そうして深秘な碧色の大空に、粗鉱を幅広に叩き出したような岩石の軌道が、まっしぐらに走っている。
小島烏水 谷より峰へ峰より谷へ 青空文庫
油紙の天幕には、チロチロと漣の刻むような光りがする、岩石の間に、先刻捨てた尻拭き紙までが、真赤にメラメラと燃えている、この窪地一帯に散乱する岩石の切れ屑は、柔らかく圭角を円められて、赤い天鵝絨色が潮しはじめた。
小島烏水 谷より峰へ峰より谷へ 青空文庫
私たちは三本槍を、片ッ端から、登っては降りして、数日前に来たことのある御幣岳の一角と行き合った、嘉門次すら、この三本槍を縦走したのは、この年になるまで、きょうが始めてだと言っていた、岩石の連嶺は、ここで槍ヶ岳から、蒲田谷を包み、焼岳を回ぐって、びったりと素の位置で、繋ぎ合われた。
小島烏水 谷より峰へ峰より谷へ 青空文庫
絶壁の縦断面には、灰青色の熔岩を見ないでもないが、上を被覆するゴロタ石のために、底の岩石を知ることが出来ない。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
富士の四合目から以上を輪切りにすれば、木山に対するいわゆる石山で、イワツメグサ、オンタデなど、薄い髪の毛のような草はあっても、眼にいらず、ただ見上げるばかりの岩石の堆積である。
小島烏水 不尽の高根 青空文庫
作例 · 標準
登山道の脇に、火山活動によって飛んできたと思われる巨大な岩石が転がっている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
博物館の展示ケースには、月面から持ち帰られた貴重な岩石の破片が並んでいた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
「見て! この岩石、断面がキラキラ光っててすごく綺麗だよ」
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
激しい波風にさらされた海岸の岩石は、鋭く切り立ち、近寄りがたい雰囲気を放っている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
ウィキペディア

岩石(がんせき)とは、世間一般には、岩や石のこと。石の巨大なもの、特に無加工で表面がごつごつしたものを岩(いわ)と呼び、巌、磐とも書く。

出典: 岩石 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0