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秋霖

しゅうりん
名詞
1
標準
long autumn rains
文例 · 用例
しかし鬼怒川の兩岸は、中岩以北も相當に太古よりの秋霖春漲に洗ひ出されて巖壁を露はしてゐることだらう、隨つて細かに川筋を見たら美しいところもあるだらうと思はれる。
幸田露伴 華嚴瀧 青空文庫
平原のハイキングならまだしもだが、少くとも山岳の多い日本でのハイキングに或る程度山へ入らなければ意味を成さないのに、今年のやうにかうじめ/\した秋霖が打続いたのでは、よほど運が好くなければハイキングの快味を満喫するといふ訳には行かない。
徳田秋聲 霧ヶ峰から鷲ヶ峰へ 青空文庫
蘭軒に「秋霖」の二絶がある。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
その間に月が変って十月になり、長い間降りつづいた秋霖が霽れると、古都の風物は日に日に色を増して美しく寂びてゆくのが冴かに眼に見えた。
近松秋江 狂乱 青空文庫
秋霖霏々として歇まざるを幸ひにして遂に一宿す。
断膓亭日記巻之二大正七戊午年 断腸亭日乗 青空文庫
王次回の律詩中に秋霖纔過市成渠。
断腸亭日記巻之三大正八年歳次己未 断腸亭日乗 青空文庫
本年は残暑の後意外の冷気に加へて昨今の秋霖御健康如何やと懸念に堪へず候。
永井荷風 雨瀟瀟 青空文庫
そのときの碧童の句に、  友を訪へば、外面の暗い秋霖の長髮をなでてゐたといふのがあるが、その晩どうした話のなりゆきであつたのか、長髮の芥川が「後世などは信じられない、」短髮の碧童が、「後世を待つ、」で兩人のいさかひになつた。
芥川龍之介の囘想 二つの繪 青空文庫
作例 · 標準
歴史的な建造物を巡る修旅は、生徒たちに多くの学びを与えた。
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