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唾液

だえき
名詞頻度ランク #26326 · 青空 222
1
標準
saliva
文例 · 用例
……対象の知れぬ寂しみ神様はつまらぬものゝみをつくつた盥の底の残り水古いゴムマリ十能が棄てられました雀の声は何といふ生唾液だ!
中原中也 (ツツケンドンに) 青空文庫
そして赤坊の唾液で濡れた拑子を指先で挟んで持つてゐながら、母親が子供を揺りながら泣いたり、その子の瞳を見入つて一言二言狂気のやうに云つたりするのを「そんなにして俺が何が出来るものか」と思つて立つてゐた。
中原中也 医者と赤ン坊 青空文庫
」 と、彼女は云うと猛然と私におどりかかって、銀色の唾液のなかで二枚の褪紅色の破片が格闘をはじめた。
吉行エイスケ スポールティフな娼婦 青空文庫
深刻な表情をして酒盃を傾けている黄をマリは見つけると、つか/\と彼のかたわら迄彼女は行くと、少しばかりスカートを捲いてマリは薬品の為にオリーブ色になった唾液を床に吐いた。
吉行エイスケ スポールティフな娼婦 青空文庫
耳底に女の好物でものこるように、交響楽によって嗜色人の踊がはじまると、軍隊的な組織も粋な衣服にかくれて、部屋にいる人間の甘い唾液のなかを、安南の××がとおりぬけるのだ。
吉行エイスケ 大阪万華鏡 青空文庫
彼は唾液を出して、のどを湿そうとしたが、その唾液が出てきなかった。
黒島伝治 渦巻ける烏の群 青空文庫
唾液をとばしている様子で、褪めた唇の両端に白く唾がたまっていた。
梶井基次郎 城のある町にて 青空文庫
「おお、そなたはこの間御授戒なされた茶中の御隠居……」 老婆は縁側へ両手を突いたまま、乾涸びた咽喉を潤おすべくグッと唾液を嚥み込んだ。
――博多名物非人探偵 狂歌師赤猪口兵衛 青空文庫
作例 · 標準
食事を見ると、思わず唾液が出てくる。
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唾液には消化酵素が含まれており、食べ物の分解を助ける。
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緊張すると、口の中が乾いて唾液が出にくくなることがある。
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ウィキペディア

唾液(だえき、saliva)は、唾液腺から口腔内に分泌される分泌液である。水、電解質、粘液、多くの種類の酵素からなる。ヒトでは、正常なら1日に1-1.5リットル程度(安静時唾液で700-800ミリリットル程度)分泌される。成分の99.5%が水分であり、無機質と有機質が残りの約半分ずつを占める。とくに病的に分泌量の多い場合、流涎症(りゅうぜんしょう)ということがある。

出典: 唾液 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0