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春気

しゅんき
名詞
1
標準
spring scenery
文例 · 用例
私は書生袴に帽子を被り、汗ばんだ皮膚を感じながら、それでも右の肩を高く怒らし、独逸学生の青春気質を表象する、あの浪漫的の豪壮を感じつつ歩いて居た。
萩原朔太郎 夏帽子 青空文庫
厳冬永く留り、春気至らず、躯殻生くるも精魂は死するが如きは、生くると雖も人の生くべき道は失われたるなり。
太宰治 惜別 青空文庫
青壮年男女に於いてはいわゆる春気が発動する。
幸田露伴 努力論(現代訳) 青空文庫
春気・夏気・秋気・冬気というのは、各季節の気で、春気は愛、夏気は楽、秋気は厳、冬気は哀ということは、四季の作用上から考えて、四季の気の性質を抽象的に語ったものである。
幸田露伴 努力論(現代訳) 青空文庫
窓外春気満てり 今日日曜なり。
堺利彦 貧を記す 青空文庫
日光温和窓外春気満ちたり。
堺利彦 貧を記す 青空文庫
そして町が春気分に耀いてゐたゞけに、彼の気分も一層暗かつた。
徳田秋聲 折鞄 青空文庫
旦那が少し春気で頭髪が痒いゝから床屋を呼びにやってくれと云うと、はてな、まだ毎もより少し刈込みがお早いが、それには何処かへお出なさるのだろう、それに此の間香水の良いのを二本買ってお出でなすったのは変だなと、胸がムカ/\と悋気が起って、そうすると声の出方が違います。
三遊亭圓朝 鹽原多助一代記 青空文庫
作例 · 標準
庭先に春気が漂い始め、梅の蕾が膨らんできた。
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山々に満ちる春気に包まれて、心身ともにリフレッシュする。
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窓を開けると、心地よい春気が部屋の中に流れ込んできた。
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