夢幻
むげん異読 ゆめまぼろし
名詞頻度ランク #42804 · 青空 447 例
標準
dreams
文例 · 用例
しかも童話の世界では、それらの機械や武器やが、驚くべきフアンタジイの空想力で、荒唐無稽にまで夢幻化されてゐるのである。
— 萩原朔太郎 『童話と教育について』 青空文庫
温泉場や避暑地の興味に於ける大部分は、一種のロマンチツクな夢幻的情趣――山巒の奥深く美しい生活の夢を捉へるといふやうな、言はば山間都市に対する蜃気楼的な幻想――にある。
— 萩原朔太郎 『石段上りの街』 青空文庫
夢幻的な間に合わせの仮象を放逐して永遠な実在の中核を把握したと思われる事でなければならない。
— 寺田寅彦 『春六題』 青空文庫
他の連中の書くものに比べて、虚子のものには、それが表面上は単なる写生的のものでも、その裏面に何かしら夢幻的の雰囲気が漂っているような気がした。
— 寺田寅彦 『高浜さんと私』 青空文庫
夢幻の境のうちに、さまざまの聲の囁きが聞えて來る。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
この小品は気分本位の夢幻的なものであって、必ずしも現行の法令に準拠しなければならない種類のものでもないし、少なくも自分の主観の写生帳にはちゃんと青い燈火が檣頭にかかったように描かれているから仕方がないと思ったのである。
— 寺田寅彦 『随筆難』 青空文庫
往々考えが形而上的に走り、罷り違えば誇大妄想狂となんら選む所のないような夢幻的の思索に陥って、いつの間にか科学の領域を逸する虞がある。
— 寺田寅彦 『方則について』 青空文庫
悲しくもあり楽しくもありというような状態で、忘れようと思うこともないではないが、寧ろ繰返し繰返し考えては、夢幻的の興味を貪って居る事が多い。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
作例 · 標準
彼女の描く絵は、まるで夢幻の世界のようだ。
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若き日の夢幻を追いかけ、彼は旅に出た。
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人生は夢幻のごとく、儚く美しい。
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ウィキペディア曖昧さ回避
夢幻(むげん)は、夢と幻のことで、儚いことのたとえにも使われる。 音楽 夢幻 (アルバム) - ムーディー・ブルースのアルバム(1969年) 夢幻 (バンド)(Mugen) - 1980年代に活動した日本のプログレッシブ・ロック・バンド 夢幻 (水樹奈々の曲) - 水樹奈々のシングル(2009年) 夢幻 (MY FIRST STORY×HYDEの曲) - MY FIRST STORY×HYDEのシングル『夢幻/永久 -トコシエ-』に収録(2024年) ロニー・リストン・スミスの1976年のアルバム『リフレクションズ・オブ・ア・ゴールデン・ドリーム』の発売当初における邦題。
関連項目
出典: 夢幻 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0