地平線
ちへいせん
名詞頻度ランク #18410 · 青空 719 例
標準
horizon (related to land)
文例 · 用例
その雲の国に徂徠する天人の生活を夢想しながら、なおはるかな南の地平線をながめた時に私の目は予想しなかったある物にぶつかった。
— 寺田寅彦 『春六題』 青空文庫
音をたてると私の心が揺れる、目が薄明るい地平線を逐ふ……黒々と山がのぞきかかるばつかりだ――失はれたものはかへつて来ない。
— 中原中也 『山羊の歌』 青空文庫
夜が明けたら地平線に、窓が開くだらう。
— 中原中也 『山羊の歌』 青空文庫
地平線はみつめようにもみつめられない陽炎の亡霊達が起つたり坐つたりしてゐるので、――僕は蹲んでしまふ。
— 中原中也 『山羊の歌』 青空文庫
鼠色の印象(暴風雨前の富士山及び白峰山脈) 汽車の中は、蒸されるように混んだ、肘と肘と触れ、背と背と合された人々が、駅ごとに二、三人ずつ減る、はてはバラバラになって、最後の停車場から、大きな、粗い圏を地平線に描いて散った、そうして思い思いの方向へと往った。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
極端に言えば、日本人は国内においては、向うに山の見えないという地平線に立ったことは、未だないはずである。
— 小島烏水 『高山の雪』 青空文庫
地平線と水平線とを別として、我が日本国において見らるべき、有らゆる斜線と曲線の中で、これこそ最大最高の線であろうと、いつも東海道を通行するたびに、汽車の窓から仰ぎ見て、そう思わないことはない。
— 小島烏水 『日本山岳景の特色』 青空文庫
その地平線の彼方には活動していた日の目立った出来事の峰々が透明な空気を通して手に取るように見えた。
— 寺田寅彦 『厄年と etc.』 青空文庫
作例 · 標準
夕日が地平線に沈むのを見て、一日の終わりを感じた。
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広がる地平線の向こうに、新しい世界が待っていると信じている。
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子供の頃、地平線まで歩いて行けると思っていた。
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ウィキペディア
地平線(ちへいせん、horizon)とは、地面と空の境界をなす線のこと。あるいは、可視地表面と不可視地表面を区分する仮想の境界線。地表面が海などの水面であれば、水平線とも呼ばれる。
出典: 地平線 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0