機嫌取り
きげんとり
名詞
標準
currying favour
文例 · 用例
あったな雨|降れば無ぐなるような奴凧こさ、食えの申し訳げなぃの機嫌取りやがて。
— 宮沢賢治 『十六日』 青空文庫
小菊も薄々知っていたが、松島も折にふれては機嫌取りに春日町を訪ねるらしく、芸者を抱える時に、ちょっと金を融通してもらったりしていた。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
十三歳といえば尋常中学へ入るか入らぬかの齢だが、沸り立っている世の中の児童だ、三太郎甚六等の御機嫌取りの少年雑誌や、アメリカの牛飼馬飼めらの下らない喧嘩の活動写真を看ながら、アメチョコを嘗めて育つお坊ちゃんとは訳が違う。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
死ぬほどイヤなお提灯記事、御機嫌取り記事、尻拭い原稿なぞいうものを、電話や靴の音がガンガンガタガタと入り乱れるバラックの二階で、一気に、伸び伸びと書き飛ばし得る神経になり切っていたのです。
— 夢野久作 『スランプ』 青空文庫
それから妻子や書生の御機嫌取りだが、これも生きている利子と思えば何でもない。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
」「いいや、ご機嫌取りのつもりで鵞鳥を買って帰った。
— THE ADVENTURE OF THE BLUE CARBUNCLE 『蒼炎石』 青空文庫
女流声楽家三浦環女史が倫敦に居る頃、女史の周囲には医者や、銀行員や、外交官や、大学の助教授やが油虫のやうに寄つて集つて、御機嫌取りに色々の進物を女史の足もとに持ち運んで来たものだ。
— 大正六(一九一七)年 『茶話』 青空文庫
そして御機嫌取りに売子の手から新聞を一枚買ひ取らうとした。
— 大正七(一九一八)年 『茶話』 青空文庫
作例 · 標準
上司の機嫌取りばかりしていて、自分の仕事がおろそかになっている。
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彼はいつも偉い人の機嫌取りに必死だ。
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部長は、新入社員の機嫌取りに終始していた。
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標準
bootlicker
作例 · 標準
「あんな機嫌取りにはなりたくないね。」
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彼は社内で一番の機嫌取りとして有名だ。
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機嫌取りばかりしていると、周りからの信頼を失うぞ。
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