幻辞.com

ご機嫌伺い

ごきげんうかがい
名詞
1
標準
courtesy call
文例 · 用例
水鳥のかいつむりが舳の方に、暢達な水の世界からのご機嫌伺いのように潜っては水面に小さな黒い頭を擡げます。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
教頭の所へご機嫌伺いにくるようなおれと見損ってるか。
夏目漱石 坊っちゃん 青空文庫
」「いえ、唯、余りに月がよろしいので、何となくご機嫌伺いに参りました」「それは丁度よい、わしも話相手がないものかと思っていたところだった」 実定は重兼を相手に、四方山の世間話に打ち興じていたが、その内いつしか話題は平家一門の話にもふれていった。
第二巻 現代語訳 平家物語 青空文庫
「お姫様のお部屋へご機嫌伺いにあがりまして、お話をうけたまわっておりますと、照彦様がぜひ相撲をとるとおっしゃって……」 と正三君は少しも悪びれずにありのままを申したてた。
佐々木邦 苦心の学友 青空文庫
そこへのご機嫌伺いを、せっせとやっている魂胆をみても、彼の腹はわかるというもの。
吉川英治 新・水滸伝 青空文庫
役儀表は、主君忠房の音物をもたらして、福井の城主松平越前守のご機嫌伺いであった。
吉川英治 剣難女難 青空文庫
「いずれ明日の早暁、俺はここを出発して、張角良師の総督府へ参り、例の茶壺を献上かたがた良師のご機嫌伺いに出るつもりだが、その折、こいつも引っ立てて行って、大方軍本部の軍法会議にさし廻してみたらどうだろう。
桃園の巻 三国志 青空文庫
それより家康どのには、近ごろめずらしいご登城」「ひさしく三|法師君にもご拝顔いたしませぬので、ただいまごきげんうかがいをすまして、お暇をいただいてまいりました。
吉川英治 神州天馬侠 青空文庫
作例 · 標準
お中元の時期には、日頃お世話になっている方々へご機嫌伺いに回る。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
彼は取引先の部長に対して、特に用事はないが定期的にご機嫌伺いの電話を入れる。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
ご機嫌伺いに持参した手土産が相手の好物にぴったりで、話が弾んだ。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview