不明瞭
ふめいりょう
形容動詞名詞頻度ランク #22870 · 青空 249 例
標準
unclear
文例 · 用例
よしそれを字余りなり若くは、三十六字四十字を平気で作るにせよ、大抵三十一文字といふ概則的観念の支配下に作歌する意味が甚だ不明瞭で無かないか。
— 伊藤左千夫 『『悲しき玩具』を読む』 青空文庫
不明瞭な点を残さず、悉くそれを赤ときめて、一掃してしまえば功績も一層|水際立って司令部に認められる。
— 黒島伝治 『パルチザン・ウォルコフ』 青空文庫
ぼんやりした燈りを睡むそうに提げている百|噸あまりの汽船のともの方から、見えない声が不明瞭になにか答えている。
— 梶井基次郎 『冬の蠅』 青空文庫
これも一つのまじめな研究題目とすればなりうるであろうし、これを深く追究すれば、元来きわめて不明瞭な「摩擦」そのものの本性に関する諸問題に意外な曙光をもたらすようなことにならないとも限らない。
— 寺田寅彦 『日常身辺の物理的諸問題』 青空文庫
言語が聞き取れないために簡潔な筋のはこびが不明瞭になる場所のあるのは惜しい。
— 寺田寅彦 『映画雑感(3)』 青空文庫
もうすこし不明瞭なのでは「かえるやら山陰伝う四十から」の次に「むねをからげる」があり、「だだくさ」の次に「いただく」があり、「いさぎよき」の次に「よき社」がありするのも同様である。
— 寺田寅彦 『連句雑俎』 青空文庫
彼女の意識はだん/\不明瞭になつたが、それでも咯血する度毎にその血を吐き出さずに嚥みこんだ。
— 有島武郎 『實驗室』 青空文庫
」(此被告発音頗る不明瞭なり、わとみとなとりとのききわけが出来ない程に不明瞭なり、此点一審の記録は既に誤りあり、今亦此裁判長も判別に苦しめり、此後とも被告の答弁に聞とれぬ発音多かるものと知るべし)「なに、わとり村。
— 平出修 『公判』 青空文庫
作例 · 標準
霧が深いため視界が不明瞭で、車の運転には細心の注意が必要だ。
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彼の発言は意図が不明瞭で、真意を測りかねている。
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古い録音テープは音が悪く、会話の内容が不明瞭だった。
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