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苗代

なわしろ異読 なえしろ
名詞
1
標準
rice nursery
文例 · 用例
実習は苗代掘りだった。
宮沢賢治 或る農学生の日誌 青空文庫
実習は今日も苗代掘りだった。
宮沢賢治 或る農学生の日誌 青空文庫
随筆の方は、奥州会津に諏訪越中と云ふ大力の人ありて、これは宙外さんの猪苗代から、山道三|里だから面白い。
泉鏡太郎 怪力 青空文庫
思見る、磐梯山の煙は、雲を染めて、暗は尚ほ蓬々しけれど、大なる猪苗代の湖に映つて、遠く若松の都が窺はれて、其の底に、東山温泉の媚いた窓々の燈の紅を流すのが遥々と覗かれる。
泉鏡太郎 銀鼎 青空文庫
三十一「またこの橿原というんですか、山の裾がすくすく出張って、大きな怪物の土地の神が海の方へ向って、天地に開いた口の、奥歯へ苗代田麦畠などを、引銜えた形に見えます。
泉鏡花 春昼後刻 青空文庫
」 トちょっと更まった容子をして、うしろ見られる趣で、その二階家の前から路が一畝り、矮い藁屋の、屋根にも葉にも一面の、椿の花の紅の中へ入って、菜畠へ纔に顕れ、苗代田でまた絶えて、遥かに山の裾の翠に添うて、濁った灰汁の色をなして、ゆったりと向うへ通じて、左右から突出た山でとまる。
泉鏡花 春昼後刻 青空文庫
すぐ下にはお苗代や御釜火口湖がまっ蒼に光って白樺の林の中に見えるんだ。
宮沢賢治 風野又三郎 青空文庫
のみならず、汽車が千葉まはりに譽田……を過ぎ、大網を本納に近いた時は、目の前の苗代田を、二羽銀翼を張つて、田毎の三日月のやうに飛ぶと、山際には、つら/\と立並んで、白い燈のやうに、青葉の茂みを照すのをさへ視たのである。
泉鏡太郎 木菟俗見 青空文庫
作例 · 標準
春の陽気に誘われて、農家の人々が苗代の準備のために田んぼを耕し始めた。
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苗代で青々と育った稲の苗が、いよいよ本田へと植え替えられる時期を迎えた。
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水鳥たちが、餌を探して苗代の周辺を忙しそうに歩き回っている。
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ウィキペディア

苗代(なわしろ、なえしろ)は灌漑によって育成するイネの苗床である。

出典: 苗代 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0