劇症
げきしょう
名詞-の形容詞
標準
acute and serious
文例 · 用例
病症は脊髓腦膜炎とかいふ劇症で、二三|日風邪の氣味で寐てゐたが、便所へ行つた歸りに、手を洗はうとして、柄杓を持つた儘卒倒したなり、一日經つか經たないうちに冷たくなつて仕舞つたのである。
— 夏目漱石 『門』 青空文庫
彼女は劇症の人痘に罹って死亡した親戚の世話をしていたからである。
— AN INQUIRY INTO THE CAUSES AND EFFECTS OF THE VARIOLAE VACCINAE, A DISEASE DISCOVERED IN SOME OF THE WESTERN COUNTIES OF ENGLAND, PARTICULARLY GLOUCESTERSHIRE, AND KNOWN BY THE NAME OF THE COW POX. 『イングランドの西部の諸州とくにグルスターシャーで見つかった病気で、牛痘の名で知られているウシ天然痘の原因および効果についての研究』 青空文庫
何故かというとこの病気が穏和だった人たちにおいても、逆のとき(劇症)と同じようにしばしば起きたからである。
— AN INQUIRY INTO THE CAUSES AND EFFECTS OF THE VARIOLAE VACCINAE, A DISEASE DISCOVERED IN SOME OF THE WESTERN COUNTIES OF ENGLAND, PARTICULARLY GLOUCESTERSHIRE, AND KNOWN BY THE NAME OF THE COW POX. 『イングランドの西部の諸州とくにグルスターシャーで見つかった病気で、牛痘の名で知られているウシ天然痘の原因および効果についての研究』 青空文庫
病症は脊髄脳膜炎とかいう劇症で、二三日|風邪の気味で寝ていたが、便所へ行った帰りに、手を洗おうとして、柄杓を持ったまま卒倒したなり、一日経つか経たないうちに冷たくなってしまったのである。
— 夏目漱石 『門』 青空文庫
ところが期待する結果は得られずその学生は劇症の全身梅毒にかかった。
— 伝記による医学史 『偉大な医師たち』 青空文庫
梅毒が16世紀の初めに流行病の形で最初に出現したときには今よりずっと劇症で急性で致死的であった。
— ――専門家でない読者に必要な12章を含む発疹チフス一生の伝記 『ネズミ、シラミ、歴史』 青空文庫
ピカルディ発汗病の致死的で劇症の例から思い出す唯一の感染症は髄膜炎流行のときに見られる悪性の髄膜炎菌感染である。
— ――専門家でない読者に必要な12章を含む発疹チフス一生の伝記 『ネズミ、シラミ、歴史』 青空文庫
突然の発症、全身の発疹、発汗、高熱、および急速な死亡、しばしば譫妄と痙攣を伴う徴候は、劇症ピカルディ発汗病の記載に似た臨床像である。
— ――専門家でない読者に必要な12章を含む発疹チフス一生の伝記 『ネズミ、シラミ、歴史』 青空文庫
作例 · 標準
症状が劇症化し、一刻も早い治療が求められた。
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劇症の病状は、急速に悪化する可能性がある。
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彼は、劇症の喘息発作に苦しんでいた。
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