実は
じつは
表現副詞頻度ランク #578 · 青空 0 例
標準
as a matter of fact
文例 · 用例
かなたにてきらめく川やさてはまた遠山の雪その枝にからすとまればざんざんと実はうちゆるゝこのときに教諭白藤灰いろのイムバネス着ていぶかしく五助をながめ粘土地をよこぎりてくる
— 宮沢賢治 『〔洪積の台のはてなる〕』 青空文庫
――芸術といふものが、卑近な意味では、屡々女性的なものだとせられ、甚だしくは論理を無視する処から発生するとさへ考へられるにも拘らず、実は、芸術くらゐ論理的な謂はゞ男性的な性格と環境とを必要とするものはないやうに思はれる。
— 中原中也 『詩と現代』 青空文庫
一見突慳貪にも見えるけれど、実は寧ろ気が弱い迄に見解の博い人である。
— 中原中也 『萩原朔太郎評論集 無からの抗争』 青空文庫
だが事実はそんなにアツサリ文字通りのことではない。
— 中原中也 『撫でられた象』 青空文庫
勿論外国にしろ、多少とも此の世の中は左様なものではありますが、高い程度の技術ではともかく、凡そ常識の既に認める範囲にある技術では、我が国程に台所情実は場を占めてないやうであります。
— 中原中也 『我邦感傷主義寸感』 青空文庫
――実は今日三田村さんからお話を聞きまして、とも角それでは御相談に上らうと存じまして……」云ひながら彼は扇子をパチリパチリさせてゐた。
— 中原中也 『夏の夜の話』 青空文庫
「君ちやん(僕の名、実は君介、どうもブラ公みたいな名ですよ)どうも遅くなつて御免よ、富田の奥さんがいろんな話をしなさるから、あとからあとから話しなさるから。
— 中原中也 『引越し』 青空文庫
筆者がかつて評論した、有名なヘルンのエッセイ『ある女の日記』も、校本に拠るところがあるとは言いながら、実はその愛妻節子夫人を、半面のモデルにしたものと言われている。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
作例 · 標準
「実は、今日が私の誕生日なんです」「あら、それはおめでとうございます!」
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彼は涼しい顔をしているが、実は裏で誰よりも努力していることを私は知っている。
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ずっと黙っていたけれど、実は会社を辞めて世界一周の旅に出ようと思っているんだ。
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