御身
おんみ異読 おみ
名詞
標準
your body
文例 · 用例
われは御身等を呪ふ。
— 中原中也 『地極の天使』 青空文庫
S=離れ 七五郎、傍の若い者に、 「おッ、兄哥さん、お前さんに訊ねるが、あれァ確か武井の御貸元で御座ンすね」 「そうだ」 石松が、 「そうか、あれが武井のども安親分か」 七五郎が若い者に、 「聞きゃ今日の昼間、町外れの街道で武井の御身内が一人斬られなすったと云う話だが。
— 山中貞雄 『森の石松』 青空文庫
」 大吉、T「御身の為なら……」 雪枝の声が震えて来た。
— 山中貞雄 『中村仲蔵』 青空文庫
」 大吉が情熱的な声で、T「御身の為になら 身共喜んで 一命捨て申す」 大吉の此の言葉は雪枝を歓喜の絶頂に押しやった。
— 山中貞雄 『中村仲蔵』 青空文庫
御身の敬虔なる奴僕アントニウスに慈愛を垂れ給へ。
— DAS FAMILIENFEST 『祭日』 青空文庫
お金のことは石井に太宰 治 泣いたり笑ったり、みんな御存知のこと、末までおふたりとも御身大切に、あとのこと御ねがいいたします。
— 遺書 『雨の玉川心中』 青空文庫
「時に」T「御身たち江戸へ行くのか」 「いかにも」 「そうか、それなら実はな」T「頼み度い事があるんだ」 と話し出す。
— 山中貞雄 『右門捕物帖 三十番手柄 帯解け仏法』 青空文庫
……御威勢のほどは、後年地方長官会議の節に上京なされると、電話第何番と言うのが見得の旅館へ宿って、葱の※で、東京の町へ出らるる御身分とは夢にも思われない。
— 泉鏡花 『国貞えがく』 青空文庫
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