熱戦
ねっせん
名詞頻度ランク #31998 · 青空 4 例
標準
fierce fight
文例 · 用例
しかもソイツが結局、吾輩タッタ一人の死物狂い的白熱戦になって来たんだから遣り切れない。
— 夢野久作 『爆弾太平記』 青空文庫
牧野信一につれられて厭々ながら中戸川家を訪問したとき(私は中戸川吉二には何度か会ひ、全く俗物だと思つてをり、大キライであつたから、今も)この作者と中戸川氏と某氏と某夫人と花をひいて賭博中であり、この女の人々は冬だといふのに緋チリメン、片肌ぬぎで、チェッと舌打ちしたりベランメエ口調で熱戦中であつた。
— 坂口安吾 『蟹の泡』 青空文庫
千五百に古橋が出場しても、万人期待のマーシャルとの熱戦は見ることができなかったであろう。
— 坂口安吾 『日本の水を濁らすな』 青空文庫
最初に噛みついた組と、噛まれた組の人間と犬には各自の闘争の原因や理由が分っているかも知れんが、それを発端として各人の愛犬が各犬コモゴモ逆上熱戦を展開の後は、どの犬とどの人間にとっても自分の闘争の目的も相手も理由も全然不明である。
— その五 衆生開眼 『安吾人生案内』 青空文庫
彼自身の戦いのごときは、人間同士の戦いのごときは、この巨大な白熱戦の中に消え失せてしまった。
— JEAN-CHRISTOPHE 『ジャン・クリストフ』 青空文庫
私と土居画伯と巨勢博士はもっぱら撞球の熱戦中でして、他の方々は、一馬さん、丹後さんはF町へ、三宅さん、京子さん、木曾乃はN町へ、矢代さんは?
— 坂口安吾 『不連続殺人事件』 青空文庫
「お父さん、橋本さんのところ、相変らず白熱戦でございますって」 と富士子さんが取り繕った。
— 佐々木邦 『求婚三銃士』 青空文庫
そして白熱戦の一瞬がすぎると、だれしも命は惜しく、八ぽうへワッと飛びのく。
— 吉川英治 『神州天馬侠』 青空文庫
作例 · 標準
両チームは優勝を目指し、最後まで熱戦を繰り広げた。
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世界大会の決勝戦は、記憶に残る熱戦となった。
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選挙戦では、候補者たちが激しい熱戦を交わした。
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