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二人乗り

ふたりのり
名詞
1
標準
two people riding together (on a bike, etc.)
文例 · 用例
但しひでえボリ屋へ連れて行ったら、キャッキャッだよ」 一つの俥へ無理に二人乗りして、野郎の相乗りはキャッキャッだが、おめえいい尻つきをしてるじゃねえかと銀ちゃんは膝の上に坂野の体をかかえて、ふと幌窓の外を眺めた途端、雨の中を一人トボトボ歩いている女の姿を見て、おやっと思った。
織田作之助 土曜夫人 青空文庫
よぼよぼの老いた車夫が町に買い物に行った田舎の婆さんを二人乗りに乗せて重そうにひいて行くのもあれば、黒鴨仕立のりっぱな車に町の医者らしい鬚の紳士が威勢よく乗って走らせて行くのもある。
田山花袋 田舎教師 青空文庫
馬車値でも可哀そうだというので、母は二人乗り一台に五銭ずつやろうと言うと、車夫らはよろこんで挽き出した。
岡本綺堂 明治劇談 ランプの下にて 青空文庫
二人乗りの軽快な馬車だつた。
牧野信一 陽に酔つた風景 青空文庫
窓硝子に雨の滴のついた車室にいるのは、私共と、大学生一人、遠くはなれて官吏らしい男が二人乗り合わせているぎり。
宮本百合子 長崎の印象 青空文庫
二つの車の一台の僧都と大尼君の乗ったのにはその人に奉仕している尼が二人乗り、次の車には尼夫人が病の人を自身とともに乗せ、ほかに一人の女房を乗せて出た。
手習 源氏物語 青空文庫
その横に円形の音楽堂のようなものがあって、コンクリートの狭い床の上を、二人乗りの豆自動車が十数台も動いていた。
横光利一 旅愁 青空文庫
その馬車というのは二人乗りのノクタンブランで、以前にはよく白昼でも巴里の街中を歩いたものだが、今では夜にならなければ決して見られぬものなのである。
モウパンサン 頸飾り 青空文庫
作例 · 標準
能の演目にある『二人袴』は、滑稽なやり取りが楽しい狂言だ。
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初めて『二人袴』を観て、そのユーモアあふれる展開に腹を抱えて笑ってしまった。
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古典芸能に触れる機会として、『二人袴』を鑑賞するのは良い経験になった。
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