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院本

いんぽん
名詞
1
標準
drama
文例 · 用例
斯ういう生活に能く熟している渠等文人は、小説や院本は戯作というような下らぬもので無いという事が坪内君や何かのお庇で解って来ても、社会的には職業として完全に独立出来ず、位置も資格も権力も無い遊民と見られていても当然の事として少しも怪まなかった。
内田魯庵 二十五年間の文人の社会的地位の進歩 青空文庫
二葉亭も院本や小説に沈潜して好んで馬琴や近松の真似をしたが、根が漢学育ちで国文よりはむしろ漢文を喜び、かつ深く露西亜文に親んでいたから、容易に国文の因襲を脱して思切って大胆なる言文一致を試みる事が出来た。
内田魯庵 二葉亭四迷の一生 青空文庫
仙台で出版された案内記や絵葉書によると、院本で名高い局政岡とは三沢初子のことだそうで、その墓は榴ヶ岡下の孝勝寺にある。
岡本綺堂 綺堂むかし語り 青空文庫
事実のいかんは別問題として、封建時代に生まれた院本作者が、女主人公を忠義の乳母と定めたのは当然のことである。
岡本綺堂 綺堂むかし語り 青空文庫
彼らは歌にもっとも近き俳句すら少しも解せず、十七字でさえあれば川柳も俳句も同じと思うほどののんきさ加減なれば、まして支那の詩を研究するでもなく西洋には詩というものがあるやらないやらそれも分らぬ文盲浅学、まして小説や院本も和歌と同じく文学というものに属すと聞かば定めて目を剥いて驚き可申候。
正岡子規 歌よみに与ふる書 青空文庫
俳句には俳句の長所あり、支那の詩には支那の詩の長所あり、西洋の詩には西洋の詩の長所あり、戯曲、院本には戯曲、院本の長所あり、その長所はもとより和歌の及ぶところにあらず候。
正岡子規 歌よみに与ふる書 青空文庫
「主権在民」を基本的性格とする憲法改正案は、このような幕間劇をもって十月貴族院本会議を通過し、翌十一月三日公布、一九四七年五月三日に施行されることになった。
宮本百合子 今日の日本の文化問題 青空文庫
彼らは歌に最も近き俳句すら少しも解せず、十七字でさへあれば川柳も俳句も同じと思ふほどの、のんきさ加減なれば、まして支那の詩を研究するでもなく、西洋には詩といふものがあるやらないやらそれも分らぬ文盲浅学、まして小説や院本も、和歌と同じく文学といふ者に属すと聞かば、定めて目を剥いて驚き可申候。
正岡子規 歌よみに与ふる書 青空文庫
作例 · 標準
歌舞伎の演目の中には、能や狂言を院本として取り入れたものもある。
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この古典的な院本は、現代劇としても上演され続けている。
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彼は古い院本の研究に没頭していた。
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